立命館小学校

アンネのバラ

今日から、新たな一ヶ月が始まりました。そこで今日は朝にオンライン学習期間の一ヶ月延長に伴う「学校からの連絡」を堀江代表校長と私から動画で配信させていただきました。

私からは、児童には「アンネのバラ」の話をしました。「アンネの日記」で有名なアンネ・フランクの平和への願いを受け継ごうと、その日記に大変感動されたベルギーの園芸家がある美しいバラを作出しました。今は、それが世界各地に行き渡っています。そのバラを「アンネのバラ」と言います。そのアンネのバラが、立命館小学校にも植わっているのです。このバラ(アンネのバラ)は、花が咲くと、花びらの色が黄色から紅色へと日々変化していく特殊なバラなのです。15歳の短い一生だったアンネ・フランクが、もしも、もっと生き延びる事ができていたのなら、多くの可能性を秘めて様々に活躍していたであろう彼女そのものを、この様々な美しい色に変化することで表現しているとも言われています。

本校児童も、正に、色々な可能性を秘めている子たちです。間違いなく。アンネのバラのことを心に留め、今を一生懸命に生きる。くじけないで、あきらめないで、その先の平和をイメージして、みんなで乗り越えて行ってほしい、そんなことを伝えました。一日も早い収束を願うばかりです。


  

学校長 長谷川昭