立命館小学校

心は変わらず

全学年一斉登校から4日が経ち、給食も火曜日から始まりました。「接触感染」「飛沫感染」防止の観点から、当面、学級児童の給食当番による配膳はしません。各自で自分の給食の分を取っていく、そういうスタイルへと出来る限り変えています。そして、教員が配膳サポートをすることで進めていきます。

配膳が済んだ後は、「いただきます」を言って、机は正面を向けたままで、マスクを外して静かに食事を摂ります。食べ終わったら「ごちそうさま」を言って、マスクをして自分の食器分は自分で丁寧に片付けます。

向かい合って少しお喋りしながら・・・と言うのが、ありがちなスタイルでしたが、これも新しい様式です。しかし、これまでも「給食中は静かに過ごしましょう」ということで指導は繰り返してきましたので、この機会に、落ち着いた食事習慣が身につけばと思います。

 

さて、一つだけ変わらないものがあります。それは、食事の挨拶です。小さい声でもいいのです。目の前に食事が揃ったら、しっかりと手を合わせて「いただきます」と声に出すこと。食べ終わったら、また手を合わせて「ごちそうさまでした」と声にだすこと。とても重要な挨拶。これは、不変です。

 

『いただきます』」は、命があったものから自分への命へと受け継がせていただく、その食材に対して感謝すること。そして、『ごちそうさま』は、自分たちのために時間をさいて、調理して下さった方々に対して感謝すること。

 

これらの挨拶は、日本の貴重な文化です。「いただきます」と「ごちそうさま」。この二つの大切な言葉は、新しい生活様式になっても変わりません。給食に対する「感謝の心」は変わることはありません。しっかりと、各自が心に思い描き、丁寧に声に出してほしいと思います。

 

 

学校長  長谷川昭