立命館小学校

予防策の浸透で

緊急事態宣言の発出から1週間が経ちました。児童は、大変落ち着いて行動できているように思います。マスク常着はもちろんのこと、1日7回の手洗いも、寒い冷たいという事とは関係なく、しっかりと取り組んでいるようです、また、一番感染リスクが高いと言われているマスクを外した時の給食も、飛沫が飛ばない様に頑張って静かに食べています。「自分がしっかりと取り組む感染予防対策が、周りの方々への感染予防に必ず繋がっている」と言う考えを持っていることが嬉しいです。そして、肝心な学びである、授業についても大変落ち着いて学習に向かっている様子が見て取れます。頑張れ、もう少しの辛抱、我慢。そんなことを思いながら、児童の様子を見に、校内巡回しているこの頃です。

 

話は代わりますが、昨年の8月のオーストラリアでのインフルエンザ感染者激減同様、日本においても、同じような状況が見られているようです。最近のニュースで、『罹患者が前年から1000分の1以下の数へと大激減している』と言う記事を見ました。これは、専門家の方がおっしゃるに、インフルエンザのワクチン接種が例年より3倍程増えたことと、それだけではなく、「飛沫感染・接触感染」という感染予防の行動様式が国民一人ひとりに浸透したことに因ることがより大きいとのことでした。コロナは今はインフルエンザをはるかに超えていますが、ワクチンのあるなしも影響しているのであれば、今は、只、今は、『マスク常用・丁寧こまめな手洗い・三密回避』を改めて意識し、不要不急の外出や会食を避けていただくことを切に願います。その行動が、収束傾向へとグラフにも表れていくでしょう。

  

 

学校長   長谷川昭