立命館小学校

読書のススメ

 

 緊急事態宣言下、感染者数も高止まりですが、変化が見られますので、もう少しの辛抱かと願っていますが、不要不急の外出の自粛を強く言われた中での、家での過ごし方には、各ご家庭で様々な工夫や努力をされている事と思います。中には、気持ちがイライラしたり、不安になったり、落ち着かない思いをされているかもしれません。しかし、これらの気持ちを和らげ、あれこれと考えることを忘れさせ、ストレス解消に繋がる簡単な方法として、「読書」があります。今日は「家庭の中の読書活動」を推奨したいと思います。

 

 そもそも読書活動と言うものは、人間にとって「心の栄養」になります。そして、語彙力・読解力・想像力、そして、コミュニケーション能力が向上する等、その高い効果は以前から言われています。そして、更に最近では、親の、スマホ依存生活はもとより、子どものスマホ使用問題も危惧され、そのスマホ生活習慣から脱却できる手段とも言われています。本校のメディアセンター(図書館)は四万冊以上の本があります。とっても身近に本を読める素晴らしい環境もあります。

 

 読書は個人の活動ですが、家族一緒に、ほんの30分程その時間を共有するだけでも心地よい時間となります。低中学年では、「家読(うちどく)」というご家族で一緒に一冊の本を読むことも大変有効と言われています。是非、実践してみて下さい。因みに私は光秀関係の書籍をほぼ読み倒し、今は「義将石田三成」を読んでいます。

 

 

 

学校長   長谷川昭