立命館小学校

伝えたい、子ども達のがんばり

今月の学校だよりにて、「目をしっかり合わせて、声を出して、そして礼儀良く」という挨拶に関わる話を書かせていただきました。ご家庭でもお声かけいただいているからでしょう。明らかに、登校してくる子ども達の目線・声・会釈の様子は、変わってきました。目が合います。挨拶の声が率先して出ます。そして、私が校門に立っている時には、傍まで来てしっかりと頭を下げます。そういう子が確実に増えています。お互いに気持ちが良く嬉しいものです。ご協力有難うございます。

 

さて、医療体制のひっ迫状況もあり緊急事態宣言は延長されていますが、「人が動けば感染が増える。人が留まれば感染は減る。」の言葉通り、感染者数が減少していることは良い傾向です。もう少しで、後もう少しで、という気持ちになります。加えて、指摘されていた会食についても機会の減少が、その要因となっているのでしょう。それにしても、これは、大人一人ひとりの行動や判断がかなり重要なカギを握っていることは確かです。

 

緊急事態宣言下、子ども達児童は、頑張って登校し、マスク着用、こまめな手洗い、落ち着いた給食等、一人ひとりの行動もしっかり取り組めています。「自分はかからないだろう」「少し位、大丈夫だろう」という様な利己心は見られません。「相手にうつさないようにしよう」「周りの人たちを安心させよう」「ちょっとでもそれはやめておこう」「リスクある方々を守るために」という利他心が現れている様な行動をとって日々過ごしてくれています。本当に子ども達は頑張って過ごしています。このことをお伝えしたくて今日は書きました。あともう少し、頑張れ、子ども達。



学校長  長谷川昭