• 2018/05/11
  • 世界遺産(醍醐寺)×バイオ技術(クローン桜)=京の杜プロジェクト 醍醐寺で育てたクローン桜の苗木の受領式を立命館小学校にて行います
  • 立命館大学広報課
  • 立命館小学校の4年生は、醍醐寺(京都市伏見区)を舞台とする「京の杜プロジェクト~桜がつなぐ架け橋」に関わって、3年生時に醍醐寺で増殖させた「太閤しだれ桜」のクローン苗木を引き受け、校内で育てます。児童たちは、苗木を来年3月までおよそ1年をかけて育て、東日本大震災の被災地である東北地方の小学校に届ける予定です。

    醍醐寺は、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で知られるように、約800本もの桜が咲き競う桜の名所として有名です。その醍醐寺の桜を代表する「太閤しだれ桜」は、住友林業株式会社(以下、住友林業)のクローン技術研究により増殖に成功し、このことは社会的にも大きな話題になりました。

    本校は、2015年度より、34年生を対象とする社会科校外学習として「京の杜プロジェクト」に参加しています。3年生時には醍醐寺での落ち葉拾い等を通じて堆肥化について学び、4年生時には得た知識をもとに実際のクローン桜の苗木を育成します。今回受領式に参加する4年生は、昨年4月初めに醍醐寺を訪れ、住職から寺の由緒や寺が保有する数々の文化財について講和を受けるとともに、住友林業筑波研究所の方から醍醐の桜とクローン技術についてレクチャーを受けました。児童たちは、落ち葉拾いや堆肥作り、桜苗木の育成などの体験を通じて、いのちや自然の循環について学んでいます。

     

    プレスリリース全文は、以下をご覧ください。


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