• 2019/11/07
  • 13 カ国の高校生が考える「プラスチックごみ問題」の解決策とは? 「Rits Super Global Forum 2019」開催
  • 立命館大学広報課
  •  立命館高等学校(京都府長岡京市、校長:堀江未来)は、海外12 高校の生徒約70 人と、日本国内3 校(立命館高等学校、立命館宇治高等学校、立命館守山高等学校)の生徒約60 人が参加する「Rits Super Global Forum 2019」(以下、RSGF2019)を、11 月12 日(火)から16 日(土)までの5 日間、立命館中学校・高等学校において開催いたします。

     日本をはじめ、台湾、フィリピン、インド、フランス、ネパール、イギリス、カナダ、スウェーデン、タイなどの高校生が現代社会の直面する課題をめぐって、英語でディスカッションを行い、その解決策を探ります。今年のテーマは、「プラスチックごみをいかに減らすか」です。

     2019 年6 月に開催されたG20 大阪サミットでは、「廃プラスチックによる海洋汚染問題」が注目を集めました。毎年800 万トン(ジャンボジェット機5 万機分相当)ものプラチックごみが海洋投棄されています。現在、すでに海にあるとされている1 億5,000 万トンものプラスチックごみと合わせると、2050 年には、魚よりプラスチックごみの量の方が海には多くなるといわれています。

     参加生徒は、RSGF2019 に向けて、自国において専門家による講義やフィールドワークなどを実施し、プラスチックごみが環境にどれほど深刻な影響を与えているかについて学習を始めています。本校では、世界の環境問題についての理解を深めるべく、実際に課題解決に従事されている当事者の方々からのお話を伺ったり、「ゴミ問題、特にプラスチックごみ問題」に関わる学習を行ったりしています。また、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の目標達成に向けて取り組む学生団体:立命館大学Sustainable Week 実行委員会とコラボレーション企画を実施し、SDGs についての理解を深めています。
     RSGF2019 では、参加生徒が学校や国籍を越えたグループごとに、「3R( Reduce リデュース、Reuse リユース、Recycle リサイクル )の考えに基づき、様々な視点から「プラスチックごみをいかに減らすか」について、それぞれの実体験や問題意識、事前の学びの成果などを共有しながら、議論を行います。最終日には、参加者全員による全体討議を通じて、具体的なアクション・プランを提言します。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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