• 2021/02/10
  • 行動変容を促す新たな情報配信手法の実証実験を開始
  • 立命館大学広報課
  •  株式会社NTTドコモと国立大学法人一橋大学、学校法人立命館は、環境省の委託事業として、混雑・渋滞の解消に向けた人々の行動変容を促す実証実験を開始します。また、初年度の取り組みとして、都市圏在住の方を対象とした情報配信を2021年2月20日(土)から実施し、行動変容の有無等をアンケートにより把握・分析します。

     委託されたのは、環境省が取り組む「令和2年度低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ)等による家庭等の自発的対策推進事業」です。

     ナッジ(nudge:そっと後押しする)は、人々が自身にとってより良い行動(例:健康促進、疾病予防)を自発的に選択できるよう促す取り組みをさす行動経済学用語であり、人々の行動変容を促す上で費用対効果が高く世界的に注目を集めています。ここで、ナッジの効果は個人によって異なるため、ナッジを設計する際には個々人の属性や趣味嗜好に応じてパーソナライズすることが課題とされています。

     この課題に対して3者は、個々人の属性などに応じてナッジをパーソナライズする取り組み「Behavioral Insights-Technology」を通して、コロナ禍に対応したライフスタイルへの自発的な変革をもたらす、新たな情報配信手法の構築をめざします。

    ※情報理工学部 服部宏充教授(専門:マルチエージェントシステム、人工知能)が参加しています。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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