• 2021/03/01
  • 立命館大学国際平和ミュージアム 第137回ミニ企画展示 「学徒出陣 林尹夫(タダオ)をさがして―1943-2021」開催 会期:2021年3月1日(月)~3月21日(日)
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学国際平和ミュージアムは、下記の日程で、第137回ミニ企画展示「学徒出陣 林尹夫をさがして―1943-2021」を開催いたします。
     1943年、15年戦争は激しさを増し、それまで徴兵が延期されていた主に文科系の大学生、高等専門学校生も軍隊へ召集されることが決定されました。林尹夫(1922-1945)も「学徒出陣」した一人です。旧京都帝国大学在学中、他の多くの学生とともに徴兵され海軍へ入隊しました。
     当館は、彼が旧制高校から大学、海軍航空隊での訓練をへて実戦へ赴くまで記し続けた日記(別紙参照)や家族にあてた葉書など、ゆかりの資料を収蔵しています。日記からは、戦争へ駆り出された若人が何を思い、生きてきたかを知ることができます。
     当時、本学でも、在学中に休学、退学して出征した3,000人の学生のうち、約1,000人が帰らぬ人となりました。本展では、1994年に行った「学徒出陣の実態調査」で判明した関連資料を紹介するとともに、一方で生き残った学徒たちはどのように戦後を歩んだのか、当事者へのアンケート調査結果や、最近の収蔵資料もあわせて展示します。戦地に赴いた者、見送った者、残された者、それぞれの視点を通して、学徒出陣を考えます。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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