• 2018/10/02
  • 世界遺産の専門家が日本の手法・経験から学ぶもの JICA課題別研修「世界遺産の適切な管理を通じた観光振興」を実施
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学は、世界11カ国の世界遺産運営管理担当者や観光振興担当者など13名を対象に、JICA課題別研修「世界遺産の適切な管理を通じた観光振興」を実施いたします。

     世界遺産は、高い経済効果をもたらす貴重な観光資源であり、長く守り伝えられてきた文化・自然遺産によって得られた利益は、地域活性化や持続的な保全活動として還元されています。しかし、多くの開発途上国では、近年の急激な開発や自然災害、紛争によって、文化・自然遺産の価値に気づかないまま不適切な開発が行われることで、それらの遺産が持つ観光資源としての貴重な価値を損なうことも少なくありません。

     本プログラムは、世界遺産の持つ価値を適切に評価し、保全・防災の手法を踏まえ、持続的な保全・管理・活用を通じて、観光振興や地域の経済効果につなげることを目的としています。運営は、独立行政法人国際協力機構(JICA)から本学に2016年~2018年に亘って委託され、山崎正史・理工学部名誉教授がコースリーダーを務めています。
     3年目の実施となる今年は、2018年10月~11月にかけて研修を実施いたします。講義に加えて、清水寺、二条城など京都の文化遺産に加え、広島県や高山市、白川郷、金沢市を訪問し、日本の世界遺産における観光振興の具体的な手法・知識を習得した参加者たちは、自国のアクションプランを考え、発表します。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

  • プレスリリース全文

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