政策科学部のゼミナール

小集団科目で、4年間を通して発見→調査→探究→発信のサイクルを実践

演習で少人数で学ぶ

政策科学部では、少人数教育を「演習」(ゼミナール、ゼミ)という名前で実施しています。

政策科学は、学際的な分野であるがゆえに、個々の学問の壁をのりこえる不断の努力が必要です。ここで出番となるのが、本来の知的なコミュニケーションです。教員の指導の下で学生相互の研究関心や研究方法を検証するためのコミュニケーションの場となるのがこの演習科目です。

[発見]多角的な視点を養う

まずは課題の発見から。ヴィジョン科目、政策科学基礎科目、3つの学系の政策科学科目を履修し、広い視野を養います。グループディスカッションやディベートで、批判的思考力と論理的表現力を鍛えます。

基礎演習

政策実践研究プロジェクト・フォロワーⅠ・Ⅱ[調査]国内・海外の政策現場に行く

実際に、2回生配当の演習科目である政策実践研究プロジェクト・フォロワーⅠ・Ⅱでは、原則として6-13名程度のグループに分かれて研究を進めます。学生にとってグループ・ワークは、思い描くのとは裏腹に、簡単なことではありません。学生が相互に知的な共同体を形成するという強い意思を持ち、研究関心をまとめなければ、共同で成果を発表し報告書を作成することはできません。学生の自主的な意思が学生の共同研究を導きます。

政策実践研究プロジェクト・フォロワーⅠ・Ⅱの出発点となるのが、1回生のプロジェクト入門の最後に執筆する研究企画書(リサーチ・プロポーザル)です。この企画書をもちよってプロジェクトが形成されます。ある意味、自分の関心に基づいた知的な出会いが組織化される、大学ならではの学びのスタイルでしょう。

このように政策科学部では、一方では自主的なプロジェクト形成を支援してきましたが、他方では特定プロジェクトとして、海外や国内のフィールドを教員の引率の下で訪問し調査するという形態も用意しています。ここ数年海外プロジェクトとして、イギリス、カナダ、デンマーク、ドイツ、フランス、ハワイ、中国、韓国、ベトナム、タイ、カンボジアを訪問してきました(2013年度実施分を含む)。これらの成果は、中間報告会でポスターを用いたグループ報告を経て、論文の形態でグループごとに作成され、優秀なものが論文集として発行されています。
なお2014年度入学生より、3回生時においても政策実践力を一層伸ばすために、政策実践研究プロジェクト・リーダーⅠ・Ⅱを受講し健全なリーダーシップを発揮して2回生とともに学べるようになります。

研究入門フォーラム

英国プロジェクト

成果報告書、ポスター集

政策構想演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ[探求・発信]学士論文(卒業論文)に挑む

3・4回生配当の政策構想演習(ゼミ)では、政策科学部の学びの総仕上げとして政策分析の手法と理論、政策形成や政策実施にわたる政策過程の仕組みなど、政策科学を構成する多様な分野についてテーマを設定し、政策構想力を伸ばすべく、そのテーマを専門とする教員が指導にあたります。各セメスターごとにゼミ論文を執筆し、学士論文(卒業論文)の準備をします。
なお2014年度入学生より、受講条件を満たした2回生は、ゼミ(政策構想予備演習Ⅰ・Ⅱ)を履修することができるようになります。詳しくは学修要覧を参照してください。

4回生時に、学士論文(卒業論文)が最後の扉として開かれています。成熟した研究をもとに学術的な性格をもち公表に耐えうる成果を出さねばなりません。多くの学生がこの難題に挑戦してきました。

学士論文の多くは、研究成果を「書く」ことでまとめた成果物です。大学において「書く」という行為は、学問的な思考の整理と成果の提示という点で極めて重要です。そこで必要となってくるのが書く作法です。政策科学部では1回生から4回生まで「書く」ことを重視し、書く技法をサポートしています。
なお2014年度入学生からは学士論文が必修科目になります。

政策構想演習 01

政策構想演習 02