学部概要

教員紹介

稲葉 光行 教授

専門分野
学習科学、認知科学

プロフィール
ハワイ大学大学院インフォメーション＆コンピュータサイエンス研究科修了。
富士通株式会社、ハワイ大学ソフトウェア工学研究所等を経て、1998年より本学に赴任。
2005年9月から1年間、カリフォルニア大学サン・ディエゴ校比較人間認知研究所客員研究員。
2007年から5年間、グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」Web活用技術研究班リーダー。
2008年より政策科学部・大学院政策科学研究科・教授、現在に至る。
研究・教育
立命館大学に赴任する前は、人間が話す言葉や書く文章（自然言語）を理解し、それらから学習をしていくAIの研究に携わっていました。その研究の中で、AIと人間の学習過程の違いを深く理解するためには、いわゆる「理数系的な」 論理や数値を使ったアプローチだけでなく、人文社系的な視点から、人間の背景にある社会や文化を深く理解する必要性を感じました。そこで、学生の皆さんと一緒に「文理融合型」の勉強をしたいという気持ちから、政策科学部／大学院政策科学研究科に赴任しました。本学赴任後は、人間や社会を深く理解する学習科学や認知科学に関する学びを進めながら、特にメタバースやゲーム的な枠組みを用いて、協調学習、状況学習、あるいは異文化理解といった、人間らしい学びの過程を助ける環境の構築と改善に取り組んでいます。文系・理系という壁にとらわれず、皆さんと一緒に学んでいくことができればと思っています。
メッセージ
文系・理系という枠組みにとらわれず、個人・組織・コミュニティの可能性を広げる技術や方法論について、現場での実践を通して、皆さんと一緒に考えていきたいと考えています。
キーワード
学習科学、教育工学、認知科学、デジタル・ヒューマニティーズ