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2013年のニュース

2013.10.30

土地家屋調査士の寄附講座(政策科学特殊講義 (PC))の表彰並びに講評会

土地家屋調査士の先生方が講師となり、寄付講座科目(「「国家基盤整備に係る土地・家屋の調査」)が今年初めて開講されました。土地家屋調査士は土地や建物の調査・測量及び表示に関する登記の国家資格です。

土地家屋調査士はたとえば、土地の境界が分からず、近隣とトラブルになっている際、実際に現地に赴いて解決する、問題解決型の仕事です。また、測量の技術的な知識だけではなく、法律の知識なども要求される学際的な業務でもあり、政策科学の実践例と言えるでしょう。

今回、講師の土地家屋調査士の先生方のご依頼により、成績優秀者の表彰、講評会を2013年10月24日に実施しました。講評会では、授業の内容・進め方についての活発な議論がなされるとともに、学生は講師の先生方から将来に関する貴重なアドバイスをいただくなど、非常に有意義な表彰会・講評会でした。

最後に、寄附講座の講師をしてくださった土地家屋調査士の先生方、また土地家屋調査士会近畿ブロックの皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。


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2013.10.30

?id=17政策科学部20周年式典について(政策科学部出身者・本学関係者対象)pdf

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2013.10.23

政策科学部キャリア企画「PSTeN 10年後の私」が開催されました。

  2013年10月13日(土)政策科学部キャリア企画「PSTeN  10年後の私」が敬学館教室および諒友館地下食堂にて開催されました。この企画は、在学生に政策科学部を卒業された先輩との交流を通じて、自分の未来像について考えてもらうことを目的としています。学生スタッフを含め約100名の学生が参加し、24名の先輩方をお迎えしました。

 企画は、講義・グループトーク・フリートークの3部で構成し、学生時代の話から現在の仕事についての話など幅広くお話していただきました。学生からは様々な質問が飛び、先輩方と熱い議論を繰り広げていました。先輩方は時には冗談で場を和ませてくださり、学生も話しやすい雰囲気で企画を進めることができました。13時から17時まで4時間という長丁場の企画でしたが、とても有益な時間を過ごすことができたのではないかと思います。

 この企画は全回生を対象としていますが、やはり就職活動を控えた3回生の参加が最も多く、就職活動中の話や興味のある業界の先輩に現在の仕事について真剣に話を聞いている姿が多くみられました。1・2回生の参加者も多く今後の学生生活をどのように送るかということを考えるきっかけにもなったと思います。

 企画後のアンケートで、学生からは「貴重なお話を聞けた」「就職活動や仕事について具体的なイメージを持つことができた」といった意見があり先輩方からは「後輩とざっくばらんに話ができてよかった」「学生の関心の高さを実感した」といった意見をいただきました。学生のみならず先輩方にとっても充実した企画になったのではないかと思います。

 今後PSTeNは、全政策科学部生に向けて先輩方のお話をまとめた事後冊子を作成し、また次年度よりよい企画にしてもらうために企画・運営等の反省を行いたいと考えています。
 最後になりましたが、本企画にご協力いただきました先輩の皆様、ならびに洋洋会の皆様に御礼深く申し上げます。

2013年度PSTeN実行委員会代表 政策科学部3回生 加藤結子


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2013.10.21

?id=14基礎演習のリサーチ・プロポーザルに向けて英語/アカデミック・ライティング・ヘルプデスクを開設します。pdf

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2013.10.09

研究入門フォーラム・政策科学特別実習 ハワイプロジェクト現地調査

政策科学部2回生の小集団演習科目である研究入門フォーラム・ハワイプロジェクトでは、政策科学特別実習として、13名の受講者が2013年9月8日(日)~9月18日(水)に本学部教員の上原拓郎助教、権藤千恵非常勤講師とともに米国ハワイへの訪問調査を行いました。

今回の調査実習の目的は、前期に実施した文献調査を通じて、ハワイの経済、文化等、多面的な政策課題の活性化を検討するために、より具体的な知見を得ることです。13名はサブ・テーマ別の4つのチームに分かれて、調査を行いました。チームは1)盆ダンス、2)フィルム・ツーリズム、3)ウェディング、4)食生活です。

現地での調査手法はサブ・テーマ毎に随分異なりました。例えば、食生活チームは、ハワイ大学の研究者へのインタビュー調査に加えて、各地のファーマーズ・マーケットやレストランを訪れ、実食を重ねました。ハワイの多くの人々が抱える肥満の問題を解消するための食のあり方を、フィールドワークを通じて考察することができました。

(写真1)                                            (写真2)                                            (写真3)

また、盆ダンスの調査では、マノア、モイリイリの2地区を中心にアンケートと現地調査を行いました。また、現地の盆踊りに参加することで、日本とハワイの違いを肌で感じることができました。具体的には、早朝のファスト・フード店や喫茶店に集まっている日系の中高年の方々に話しかけ、事前に作成していたアンケート調査に協力いただきました。100名を超える方へのアンケート調査を通じて、盆ダンスの練習への参加や、地元寺院への訪問、さらには予定していなかった盆ダンスへの参加など、貴重な情報と経験を得ることができました。

(写真4)


研究入門フォーラムにおける訪問調査はまさしく、アクティブ(能動的)に学ぶ場としての貴重な機会であったと確信しています。結果として得られたものは、研究のために得られた情報だけではありません。前期には英語でのコミュニケーションに躊躇していた学生も、実習期間中は積極的に英語を話し、現地の人々との意思疎通を試みていました。また、先行研究の調査が難しく、準備が思うように進んでいなかったチームは、現地に到着してから夜を徹して議論をし、インタビューの準備に取り組んでいました。彼らは研究入門フォーラムの目的の一つである、チームワークを学ぶ貴重な体験をしました。


(写真5)                                               (写真6)

最後に、インタビューを快く受けていただいた皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。


(写真1) 
ハワイの食文化がひとつにつまったプレートランチは、さとうきび労働者として各国からやってきた移民が、それぞれの国のおかずをもちよって、ひとつの食卓を囲んだことからはじまったといわれています。この日はハワイの伝統食のひとつであるロミ・サーモンやラウラウ、現地で多く食されるアヒ(マグロ)のグリルなどを全員で味わいました。

(写真2、3)
全米で唯一セリが行われているホノルル港のフィッシュオークションを見学しました。
日系人の大谷松治郎が創業したUnited Fish AgencyとNPO法人のHawaii Seafoodが共同でセリ市のエデュケーショナルツアーを手がけています。ツアーでは、ハワイの延縄漁の仕組みや新鮮なマグロの選別方法などを学びました。

(写真4)
盆ダンス写真
Windward Community Collegeでの盆ダンスフェスティバル
ハワイでは6月から8月の間、各地で先祖を供養するための盆ダンス(盆おどり)が開催されており、民族や世代を超えて多くの来場者で賑わいます。

(写真5、6)
ハワイのロケーションツーリズムを調査しているメディアチームは、オアフ島から島内便で30分のカウアイ島へ渡り、映画「ファミリー・ツリー」をケーススタディとして、映画が観光業にもたらす効果や、どのような映画が観光効果に結びつくのかについて調査を行いました。カウアイフィルムコミッショナーのアート・ウメズ氏には、インタビューの他フラダンスのレッスンを体験する機会もいただきました。











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2013.10.08

?id=132014年度研究入門フォーラム 受講の手引きが発刊されましたpdf

2014年度研究入門フォーラム 受講の手引きが発刊されました

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2013.09.30

政策科学部 CRPS(Community and Regional Policy Studies)専攻 新入生歓迎会

政策科学を英語で学ぶCRPS専攻が政策科学部に9月26日から開講されるのに先立ち、東アジアの国々を中心とした新入生12名に対する歓迎会が、9月24日夕刻、存心館地下食堂において開催されました。

学部長のご挨拶、乾杯の後、新入生の自己紹介と担当の先生方からのお言葉をいただきました。新入生からは、都市、環境をはじめとした政策課題や日本の文化・社会などに対する関心が示され、盛況のうちに閉会しました。

CRPS専攻の新入生を得て、グローバル化した政策課題に対する問題意識の深まりや、日本語基準学生と英語基準学生の相互交流などを通じて、政策科学部の一層の活性化が期待されます。

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2013.09.30

政策科学部が韓国の国民大学校社会科学大学と学生交換の協定を締結

立命館大学政策科学部は、韓国の国民大学校社会科学大学と協力協定と学生交換協定を締結しました。政策科学部にとって、中国・東北財経大学公共管理学院、北京理工大学外国語学院につづき、3番目の学部間協定による連携プログラムです。

立命館大学政策科学部は、英語基準専攻(CRPS専攻)の設置(2013年9月)を中軸とする国際化をすすめ、コミュニティの政策課題をグローバルに比較することを通じて学ぶ「コミュニティ・エクスチェンジ型学習」を促進するため、世界各国の大学と連携を深めています。その一つが、韓国の国民大学校社会科学大学です(「大学」は日本の「学部」に相当)。


国民大学校は1946年に創設され、1981年に総合大学となり、韓国各界に卒業生を送り出しています。日本との交流も深く、社会科学大学の国際学部には日本学専攻がおかれています。社会科学大学は、国際学部の他に行政政策学部、言論情報学部から構成され、中国、ロシア、日本をはじめ多くの留学生を受け入れています。

このプログラムに参加する政策科学部の学生は、交換留学制度を利用し、国民大学校社会科学大学(学部に相当)の韓国語、日本語あるいは英語による正規科目を受講できます。あるいは、オプショナルで国民大学校で韓国語を学ぶことも可能です。帰国後、取得した単位が認定されれば、4年間で大学が卒業できます。政策科学部からの最初の派遣は2014年3月を予定しています。

国民大学校社会科学大学の学生は、政策科学部に交換留学生として半年あるいは1年間在籍し、政策科学部の日本語あるいは英語による科目を受講できます。政策科学部への最初の交換留学生の受入は、2014年度からです。

これまで政策科学部は、研究入門フォーラムで韓国海洋大学や淑明女子大学の学生と交流を続けてきました。また2014年度入学生より始まる新しい政策科学専攻のカリキュラムでは、Koreanを外国語として選択することができます。Koreanを学び、「コミュニティ・エクスチェンジ」の学習を通じて韓国の政策課題を研究する学生が増えることを期待しています。

(写真)国民大学校初代学長申翼熙氏の像の前で、張悳俊国民大学校社会科学大学長(右から3番目)ならびに立命館大学政策科学部重森学部長(右から4番目)をはじめ両大学関係者で記念撮影(2013年9月12日 国民大学校撮影)

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2013.09.30

研究入門フォーラム・政策科学特別実習 ベトナムプロジェクト現地調査

政策科学部2回生の小集団演習科目である研究入門フォーラムでは2013年度にベトナムプロジェクトを設定しました。日本の投資先として注目されているベトナムについて、持続的な経済発展を達成するための方策を、日本の金融政策との比較から検討する課題を1年間に渡り検討しています。その一環の「政策科学特別実習」として、4名の受講生が2013年9月14日~23日に渡り、本学部教員の豊田祐輔准教授、鐘ヶ江秀彦教授とともにベトナムのハノイ、ホーチミンを中心に訪問調査を行いました。

本調査の主な目的は、①日本のマスメディアや書籍、インターネットで流されている情報が、どの程度、現地の実情を反映しているのかを確認すること、②現地銀行ならびに銀行の融資先となる企業等への聴き取り調査から、ベトナムの金融システムの現状をより詳細に把握すること、③受講生が考えているベトナムへの金融システムの今後の課題や提言についてベトナム人と意見交換をすることでした。

首都ハノイでは、ベトナム国家大学ハノイ校経済学部の教員や学生と意見交換を行い、ベトナムや日本の金融システムについて意見交換を行いました。立命館大学ハノイ校友会との交流会では、現地で働いているOBやスペシャルゲストとして参加した日系金融機関に務めている日本人から見たベトナム経済やベトナム人の国民性について議論しました。またジェトロ・ハノイ事務所を訪問し、日系企業によるベトナム進出に関わる情報を中心に聴き取りを行いました。さらにハノイ郊外の現地銀行、現地企業や日系企業向上を視察し、原材料の調達や資金の入手手段など銀行と企業に関わる現地の事情について積極的な質疑応答を行いました。

経済的中心地であるホーチミンでは、ベトナム国家大学ホーチミン市校において、ベトナムにおいて得た知見を、経済やビジネスを学ぶ学生へ発表し、意見交換を行いました。また現地の合弁銀行や建設系外資企業への聴き取り調査を実施し、外資系企業がベトナムへ進出する際に当たっての有利な点について質疑応答を行いました。立命館大学サイゴン校友会との交流会では、日本におけるベトナムに対する印象と現地で働いている日本人が直に感じる印象の違いなど、現地でしか知りえない情報を得ることができました。

今回の訪問調査先は受講生たち自身で決めた研究テーマに合わせて決定され、日本における文献調査と調査デザインを踏まえた明確な目的意識をもって現地調査に取り組みました。特に、ベトナムは社会主義国家であるものの、ドイモイ政策による市場経済の受入や外資依存という経済構造などから、金融システムにおける重要な課題を発見することができました。また、このような研究知見を得られただけでなく、悪戦苦闘しながらもベトナム人へ英語で自分の意見を伝え質問をすることにより、今後、様々な場で活躍するために必要な貴重な経験を積めた現地調査となりました。最後に、訪問受け入れにご協力いただいた現地の大学、銀行、企業の皆さま、訪問するにあたって現地企業とのコーディネートをしていただいたAPUのOGの方、そして、立命館大学校友会の皆さまに、この場所を借りて厚く御礼申し上げます。


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2013.07.16

2013年度西園寺育英奨学金給付証書授与式を挙行しました

2013年7月10日(水)、2013年度西園寺育英奨学金給付証書授与式を挙行しました。

西園寺育英奨学金制度は、学業において優秀な成績を修め、学びと成長の模範となる学生を励まし、援助することを目的としています。
政策科学部から23名が2013年度の奨学生として選ばれました。

以学館1号ホールで行われた全体式では、見上崇洋副学長からの祝辞の後、政策科学部を代表して4回生の赤瀬恭子さんが証書を受け取り、謝辞を述べました。
謝辞では、政策科学部において学びの実践や発表の機会が多く設けられていることが挙げられ、3回生ゼミでの充実した指導が昨年度アカデミックフェスタ優勝につながった経験と今後の研究活動への抱負が述べられました。

全体式終了後には、政策科学部での授与式が行われ、重森臣広政策科学部長から奨学生一人一人に証書が手渡された後、祝辞が述べられました。
祝辞では、本学の建学の精神である「自由と清新」に触れながら、「大学時代は人生で最も輝いている時期であり、悔いのない学生生活を送って欲しい。のびのびと自由に貪欲に学んで欲しい。」と奨学生を激励しました。

最後に記念撮影をおこない、授与式は終了しました。

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