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立命館大学政策科学会の支援を得てSignificance of the Regional One-Product Policy:How to use the OVOP/OTOP movementsの出版記念シンポジウムがタマサート大学(タイ)で開催されました。

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立命館大学政策科学会の支援を得て、村山皓編Significance of the Regional One-Product Policy:How to use the OVOP/OTOP movementsが2012年12月に出版されました。本書の執筆には、立命館大学政策科学研究科の英語コースの博士後期課程を修了して、現在タマサート大学で研究員を務めているPuntita Tanwattana(博士 政策科学)とWarangkana Korkietpitak(博士 政策科学)、および立命館大学政策科学部助教の孫京美(博士 政策科学)と立命館大学名誉教授の村山皓、さらにJICA関係者に加えて、政策科学研究科と共同研究を進めているタマサート大学東アジア研究所の研究者があたりました。

本書は、日本の大分県を発祥地にして世界に広まり、現在も多くの国々で実施されている一村一品運動(OVOP)に政策科学の視点からアプローチしています。本書の目的は、日本のOVOPとタイの一村一品運動であるOTOPとの違いをも視野におき、さらなる展開の可能性を提示し、これら以外のアジア、アフリカ、南米の国々で現在進行中の一村一品運動に政策研究の基盤を提供することです。

当日の様子当日の様子

本書の出版記念を兼ねて、2012年12月14日にSignificance of the OTOP/OVOP Movement and Policyの国際シンポジウムが、タイのタマサート大学で開催されました。そこには多くの研究者などが出席し、執筆者のPuntia Tanwattana氏や孫京美氏などの発表について、熱い議論が交わされました。

当日の様子当日の様子

また、タイ政府が主催して様々な国の政府関係者が出席したOVOP/OTOP International Seminar 2012(12月16日)では、村山皓氏が招待され、本書を紹介しながらUnderstanding the OVOP movement in Japan: An evaluation of regional one-product activities for future world expansion of the OVOP/OTOP policyについて、基調講演がありました。

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