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2014年度プロジェクト入門リサーチ・プロポーザル・コンペティションを開催しました

2014年12月14日(月)に政策科学部1回生対象のリサーチ・プロポーザル・コンペティションが大阪いばらきキャンパス(OIC)グランド・ホールにて開催されました。政策科学部1回生後期の小集団演習科目「プロジェクト入門」では、前期の小集団演習科目である「基礎演習」で学んだことをさらに発展させて、各自の問題意識と興味に沿ってリサーチ・プロポーザル(研究計画書)の作成を行いました。このリサーチ・プロポーザル(研究計画書)は2回生での政策実践研究プロジェクト・フォロワーにおける研究につながるものでもあります。

今回開催されたリサーチ・プロポーザル・コンペティションには、1回生各クラス代表者によるリサーチ・プロポーザルの発表の場を設けることで、多数の聴衆の前でのプレゼンテーションを通して、政策科学部での1年間の学びの達成度を1回生各自が再確認する機会を提供する目的があります。また、2回生の政策実践研究プロジェクト・フォロワーの研究へとつながるリサーチ・プロポーザルなので、今後の小集団演習における学習意欲も高める機会となります。

リサーチ・プロポーザル・コンペティションには、各プロジェクト入門13クラスとCRPS専攻1回生クラスから選ばれたクラス代表者14名が参加しました。採点基準は、①先行研究のレビューを踏まえた研究課題および研究目的の明確さ(10点)、②先行研究の調査分析を主とする事前調査(10点)、③発表態度、質問対応などプレゼンテーション全般(5点)の合計25点満点です。

教員の採点を集計した結果、1位である最優秀賞にFクラスの矢野童夢さんが選ばれました。矢野さんは「住宅地の空き家問題に対する解決策の研究」というテーマで、空き家発生のメカニズムやその解決策に関する先行研究をレビューし、今後の世帯数減少に伴う空き家の大量発生を踏まえ、住宅が密集する地域に焦点をあてて、研究を進めていく計画を示しました。矢野さんは12月21日に開催された政策科学部アカデミック・フェスタにおいて、1回生代表として発表を行いました。

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