教員紹介

Shohei HIROSE

廣瀬 翔平

廣瀬 翔平
所属学部
総合心理学部
職位
助手
専門
発達心理学・乳幼児心理学
おすすめの書籍
心理学 第5版鹿取廣人・杉本敏夫・鳥居修晃(編)東京大学出版会

現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。

私の研究テーマは、子どもが、どのように自分を調整するのか、またその能力がどのように発達していくのかを明らかにすることです。

自分を調整するということにも様々あります。例えば、ブランコに乗りたいのに、他のお友達が先にブランコに乗っている。この時、子どもは、乗りたい気持ちと他のお友達がのっているから我慢しなければならない気持ちを調整しなければいけません。他にも子どもが竹馬に乗ろうとしている時には、前に進むために腕と足をどのタイミングでどう動かせばいいか、こけないためにはどうすればいいのか、といった自分の動きを調整しなければいけません。

このような自分を調整する能力がどのように発達していくのかを、普段あそびまわっている子ども達を観察することや課題を設定して子どもに実験を行うことを通して、解明しようとしています。

どんな学生時代を送っていましたか。

学生時代は、友達とたくさん遊んで、サークル活動に精を出して、色々なことを楽しんでいました。友達と紙飛行機を飛ばすことに熱中していたこともありました。そんな中でもサークル活動は、大学生活でとても大きなウェイトを占めていました。

サークルは、中・高校生の頃から趣味でマジックをしていたので、マジックサークルに入りました。学園祭では、マジックカフェをしたり、大きなステージに立たせてもらったこともありました。しかし、当時の私はマジック歴も長く、そこそこマジックができたため、良いものは良い、悪いものは悪い、とにかく思ったことはなんでもズバズバいって、先輩に対してとんでもなく生意気でした。かなりとんがってました。これは大反省です。その後、色々あり(長くなるので割愛)まるくなりました。めでたしめでたし。

現在の専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

大学で心理学を勉強したいと思ったのは、高校1年生の冬でした。理由はマジックのためになりそうだからでした。当時はおそらく、認知心理学か知覚心理学をやりたかったんだと思います。

しかし、大学1回生の時の研究入門でPiagetの発達理論の発表をし、発達心理学って面白いとなりました。2回生の専門科目で様々な心理学の授業を受けたけど、やっぱり発達心理学だと思い、もともと子どもが好きだった(今考えると、この部分がかなり大きかったと思いますが)のもあり、発達心理学の道へ。

現在の研究テーマとは3回生の初めてのゼミ発表の時に出会い、そこからずっと研究をしています。研究するほど謎は深まり、卒業論文、修士論文、その後の研究、いまも、幼稚園で子ども達を観察しつづけています。

高校生へメッセージをお願いします。

4月から新生活。環境が変われば、人は変わる。
人が変われば、環境が変わる。これは本当です。

発達心理学の考え方では、
発達には、個人の要因と周囲の環境による要因があります。
その両方が複雑に絡み合って進んでいきます。
なので、現在のみなさんは、
これまでの人生で個人の要因と環境要因が
複雑に絡み合った結果できています。

この発達過程には、
「環境要因によって個人の要因が変化する過程」と、
「個人の要因によって環境要因が変化する過程」があります。
これは、「環境が変われば、人は変わる」、
「人が変われば、環境が変わる」ということです。

新生活では、環境を変え、人を変え、
なりたい方向の自分を目指して
発達してみてはいかがでしょか?

「発達」 廣瀬 翔平

「発達」 廣瀬 翔平

経歴・業績について