教員紹介

Makiko NAKA

仲 真紀子

仲 真紀子
所属学部
総合心理学部
職位
教授
専門
認知心理学、発達心理学、法と心理学
主な担当科目
「児童心理学」、「言語発達論」
おすすめの書籍
犯罪心理学 -- ビギナーズガイド:世界の捜査、裁判、矯正の現場からR. ブルほか著:有斐閣 行動学入門D. O. ヘッブ:紀伊國屋書店

現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。

被害者や目撃者となった(可能性のある)子どもから、できるだけ正確な情報をたくさん得ることを目指した、「司法面接」という面接法の研究をしています。

子どもが事件や事故に遭遇すると、周囲の大人は心配のあまり「叩かれたの?」「グーで?パーで?」と繰り返し多くの質問をしてしまいがちです。しかし、こういった質問に含まれる「叩く」「グー」「パー」などの言葉は子どもの記憶を汚染し、証言の信用性を下げる原因となります。

そこで、特定の情報が含まれない、「何があったか話してください」や「そして?」「それから?」などの質問(オープン質問といいます)を用い、子どもにできるだけ自発的に話してもらうことがたいへん重要です。

ということで、認知心理学、発達心理学の基礎研究を行い、その知見をとり入れた面接法やトレーニングプログラムを開発し、トレーニングも行っています。

どんな学生時代を送っていましたか。

最初は美学を勉強したいと思ったのですが、客観的な方法で心を測定するという心理学に惹かれ、学部1年の終わりに転学科しました。

本を読むよりは歩いて、観察して、調査や実験をして、書くというのが大好き。友人と塾を作ったり、雑誌を発行したり、一人で津々浦々旅をしたり、動いてばっかりの学生時代だったなぁと思います。

現在の専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

あるとき、弁護士さんから子どもの証言の信用性について心理学的立場からの意見を求められました。

そのなかで、子どもから話を聞くことの難しさを認識するようになり、どうすればより正確に、より多く、できるだけ負担をかけることなく聞けるかという、面接法の研究をするようになりました。

高校生へメッセージをお願いします。

どんなことでもいいのですが、
やっててすごく楽しいと
思えるようなことを
見つけてください。

この楽しいことがいくらかでも、
皆さんが大学で学びたいこと、
皆さんが将来仕事にしたいなぁと
思うことと重なれば、
と思います。

「信じて望んで愛すること」 仲 真紀子

「信じて望んで愛すること」 仲 真紀子

経歴・業績について