教員紹介

Seiji SAITO

齋藤 清二

齋藤 清二
所属学部
総合心理学部
職位
教授
専門
内科学、心身医学、臨床心理学
主な担当科目
「臨床心理学概論」、「医学総論」、「心理学のための生理学」
おすすめの書籍
ナラエビ医療学講座-物語と科学の統合を目指して斎藤 清二(著) 北大路書房 心理学入門・心理学はこんなにおもしろいサトウタツヤ、渡邊 義之 (著) 有斐閣 医療におけるナラティブとエビデンス-対立から調和へ斎藤 清二 (著) 遠見書房

現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。

医療および対人援助領域におけるナラティブ・アプローチの理論・実践・教育についての研究を行っています。

ナラティブとは、「私達が日常経験しているできごとを“ことば”を紡ぎあわせることを通じて意味づける行為、または意味づけられたもの」を意味します。「語る/聴く」「書く/読む」といった相互交流を通じて,人生に豊かな意味をもたらす物語について理解し、実践に活かす方策を探ります。

物語を用いる質的研究法(ナラティブ研究、事例研究、アクションリサーチなど)の開発、改良についての研究も行っています。

また、対人援助実践に必要とされる物語能力(ナラティブ・コンピテンス)の涵養のための教育技法の開発や、医療・心理臨床領域における、エビデンス(科学的根拠)とナラティブ(物語)の統合的実践に関する研究も行っています。

どんな学生時代を送っていましたか。

学生時代は、卓球、合唱のサークルに所属していました。低学年の頃は時間がふんだんにあり、それを利用していわゆる遊び(マージャンなど)も覚えました。マンガもよく読みました。

医学部の授業には卒業研究というものはなく、低学年では専ら大量の知識をたたき込まれる授業や実習、後半は臨床実習でしごかれましたが、現代の教育体制に比べると、カリキュラムは整備されておらず、学習の成果は個人の努力にまかされている部分が多かったです。
それに比べると、総合心理学部では、プロジェクト発信型の教育体制を中心としたしっかりとしたカリキュラムが整備されており、充実した学習環境ともあいまって、学習成果と社会人としての能力がスムーズに獲得されるようになっていると思います。

現在の専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

大学の学部の選択には、特に大きな理由はありませんでしたが、医師(消化器内科医)として研修を終えた頃、様々な運命的な出会いがあり、心理臨床家としての訓練を受ける機会に恵まれ、臨床心理士の資格を取得しました。

その後、病院や相談室などの現場において、医学と臨床心理学を統合する実践を模索しながら、同時に医学教育、大学生支援などにも関わって来ました。15年ほど前に、ナラティブ・アプローチに出会い、質的研究法についても学びながら、現在に至ります。

高校生へメッセージをお願いします。

心理学は、文字通り
「こころ(心)についての理(ことわり)」
を学ぶ分野です。

「こころ」は目に見えませんが、
こころを探求する方法には、
非常にたくさんのアプローチが工夫されています。

また「こころ」とは「ヒトを人間たらしめる何か」でもあり、
心理学を学ぶということは、
人間全体について深く学ぶということでもあります。

総合心理学部では、
認知・行動、発達・支援、社会・共生の
三つの側面から幅広く心理学を学ぶとともに、
複数の幅広い観点から、
心理学と他の学問分野とのつながりを
学ぶことができます。

最終的に、「苦しむ人のために役に立ちたい」
という理念を活かす、
臨床・対人援助の専門職への道も
用意されています

ぜひ総合心理学部で一緒に学びましょう。

「大丈夫だ。問題ない!」 齋藤 清二

「大丈夫だ。問題ない!」 齋藤 清二

経歴・業績について