SATO Tatsuya

サトウ タツヤ

サトウ タツヤ
所属学部
総合心理学部
職位
教授
専門
文化心理学、質的心理学、社会心理学
主な担当科目
「文化心理学」
おすすめの書籍
夜と霧ヴィクトール・E・フランクル (著), 池田 香代子 (翻訳) ほかは『心理学の名著30』(サトウ タツヤ (著) ちくま新書)を読んでみて、自分でこれぞと思うものを読んでみてください。

現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。

文化心理学。人間は単なるヒトではなく、社会を作り社会に影響される存在。そのありさまを理解する理論を作りたい。

心理学史。心理学の欺瞞を曝きたいとまでは言わないが、心理学というものがどのように展開してきたのかを知ることは重要であり、面白くもある。

どんな学生時代を送っていましたか。

高校までは運動部生活。高校ではフェンシング部でインターハイ8位。大学では、音楽サークルに属しながら、それなりに心理学を学ぶ。大学時代の アルバイトで印象深いのはコンサートの仕込み。山下達郎が「クリスマスイブ」を初演した横浜のコンサートでは、会場整理をしてました。

現在の専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

「ほんとっぽいウソ」を研究している。社会の欺瞞を曝きたい、というのが基本。確かめもしないのにホントだと思うことが世の中には沢山ある。三歳児神話、 血液型神話、IQ神話、原発安全神話、裁判無謬神話・・・・。それを心理学の立場からひっくり返したいというのが原動力。結果的に社会心理学と呼ばれているが、名称は自分ではあまり気にしていない。

高校生へメッセージをお願いします。

自分があることを信じているということは、それが正しいからではなく、
文化的にすり込まれている可能性がある、ということを理解してほしい、
もしくは理解するように努力してみてほしい。

経歴・業績について