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2019.07.17

第4回AJI研究最前線セミナー 開催

2019年6月18日、第4回AJI研究最前線セミナーが開催され、Dr.崔 正勲が
“Analyzing the Advancement of Nuclear Weapons under the Kim Jong Un Regime and the Situation after the Hanoi Summit”と題して、北朝鮮がどのようにして核開発を推進し、これまでにない水準に達したかを丁寧に報告した上で、それが核抑止論の観点から見て従来の事例とは異なる大きな意義を持っていること、またそれによって金正恩体制が大きな安定性を獲得したことが説得的に論じられた後、ハノイでの米朝会談が物別れに終わったとは言え、非核化は簡単に実現するものではなく、第3次米朝首脳会談開催に向かいつつ今後も長く交渉は続くであろうとの分析が展開されました。最近も東アジアの大きな焦点となっているヴィヴィッドな問題に対して、フロアと熱心な質疑応答がおこなわれました。

0711-01第四回フロンティアセミナー
報告をおこなうDr.崔(アジア・日本研究所・専門研究員)