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日本バイオ炭コンソーシアムについて

2022年12月21日設立

 バイオ炭の社会実装の推進において、自然科学及び人文社会科学の総合的な知見を活用した研究推進組織の存在がますます重要となっていることから、立命館大学に、日本バイオ炭研究センターを設置し、国内外の専門家を招集しつつ、関連領域の人材育成を同時に担う国際的な研究拠点化を目指すこととしました。

そして、このたび、国内のバイオ炭の貯留に係る社会実装を推進するために、研究センターに、産官学民連携による本コンソーシアムを組成いたしました。本コンソーシアムは、バイオ炭貯留技術を活用した炭素除去によるカーボンマイナスに資するプラットフォーム及びビジネス・エコシステムを実現し、地域活性化及び農業振興に貢献します。同時に、本コンソーシアムにおける相互連携を通じて、研究課題の発見、解決等につなげます。コンソーシアムにおける共同研究を行う会員となる企業・団体としては、自事業で炭素除去を行う企業・団体、カーボンオフセットを行う企業・団体、バイオ炭を提供する企業、カーボンマイナスによる地域振興・農業振興をする大学・官公庁・自治体等です。多様で幅広い参画者を募り、温暖化防止、地域振興並びに農業振興等を通じて、社会に貢献してまいります。


活動内容

(1)バイオ炭の社会実装の推進

 1.J-クレジット等の炭素クレジット制度への参画と有効性検証

 2.関連パートナーの発掘や推進によるバイオ炭のプラットフォーム及びビジネス・エコシステム形成の促進。

  バイオ炭貯留データベースの開発、維持・運 用による貯留データの蓄積、発生済みクレジットの公開(保証)

  3.会員相互の研究や交流の促進


(2)バイオ炭の機能と効用の評価研究

 1.バイオ炭の品質証明

 2.バイオ炭品質規格の拡張と比較評価

 3.バイオ炭の土壌改良効果の評価と施用方法の評価

 4.バイオ炭のLCA手法の開発と事例研究



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実施方法

1.会員制研究会 (会員制研究会運営規程

  LCA研究会、バイオ炭規格研究会、衣料繊維炭化研究会、国際炭素クレジット市場研究会、地域モデル研究会、環境教育研究会、バイオ炭製造および農地施用研究会、公園緑地研究会 等 (随時組成)

2.ワークショップ、セミナー、シンポジウムの開催

3.情報システムの構築・維持運用

4.バイオ炭に係る品質証明


OICシンポジウムイメージ


コンソーシアム入会について
 ・規約
 ・入会申込書
 *参考)会員区分:中小企業と小規模企業者の定義(中小企業庁Web)
 *不明点等は、事務局に問合せください。

 

事務局(問合せ先)

 立命館大学研究部OICリサーチオフィス (岡本・綾城・工藤)

  電話  072-665-2570

 メール rbrc@st.ritsumei.ac.jp



 関連リンク:日本バイオ炭コンソーシアム 会員用ページ 

 関連リンク:立命館大学OIC総合研究機構 日本バイオ炭研究センター

 関連リンク:立命館大学カーボンマイナスプロジェクト(研究アウトリーチ活動)

 お知らせ: 2024年2月28-29日 日本バイオ炭研究センター・日本バイオ炭コンソーシアムのシンポジウム (記録)