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第二回「医師 早川一光を語る会 ~死にゆく人はさみしいのか?~ 」は終了しました。

この度のオンライン会議システムを使った「医師早川一光を語る会」にご参加ありがとうございました。

事前のご登録は112名、当日のご参加は延べ90名前後ありました。中には、オンラインがつながらず、あきらめた方もおられるとお聞きし、事前の十分なご説明がいたらずご迷惑をおかけしました。

当日は、主催者からの主旨説明の後、上野千鶴子氏、岸上仁氏、西智弘氏にご講演いただき、呼びかけ人の高見国生氏、黒岩卓夫氏からコメントをいただきました。
討論は川村雄次氏の進行で、テーマ題材として、2017年に録画していました“上野・早川一光問答”、「ボケこそ救いか?」のやり取りを見ていただき、ディスカッションへの広がりを試みました。

話題は、ACP(人生会議)、医療と宗教の出会い、終末期医療での死の迎え方、孤独死の問題と幅広くなり、かえって語るはずの早川一光氏から離れてしまっているというご意見もいただきました。一方で、ただ単に病気・認知症についての講演会ではなく医療と哲学、宗教との関わりも踏まえ、宗教を持たない人とも共通しての話し合いがよかったとも寄せてくださいました。これからも、それぞれが自分達の問題として考え続けることが大切だと話し合いました。

今後も引き続き、学び合いの機会をつくっていきたいと思いますので、またお会いできる日を楽しみにしています。

早川一光先生を語る会 実行委員会
立命館大学 地域健康社会学研究センター