OIC総合研究機構長 挨拶

 OIC総合研究機構は、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)に設置される研究所および研究センターが行う基礎的および応用的研究ならびに若手研究者の育成に係る総合的な運営を行うことを目的として、2015年4月、OIC開設にあわせて新規に設置されました。本大学においては、総合科学技術研究機構、衣笠総合研究機構、BKC社系研究機構、立命館グローバル・イノベーション研究機構についで5番目に設置された研究機構となります。

 2018年4月現在、本研究機構は1研究所、7研究センターを擁する研究組織体制となっています。

  • 地域情報研究所は、より良い地域社会の形成に貢献するという「地域科学」の実践を目指し、国内外の地域社会の公共・行政情報、地域の産業・技術情報に注目し、地域社会のネットワークや人々と地域社会の関係などをテーマとした研究を行なっています。
  • イノベーション・マネジメント研究センターは、企業や組織による標準化戦略やイノベーション・システム、サービスやマーケティングのマネジメントに関する研究を行っています。
  • 医療経営研究センターは、医療や介護の現場とネットワークを構築し、その経営のあり方に関する課題解決型アプローチ型の研究を行っています。
  • デザイン科学研究センターは、ものづくり経営や科学技術の社会実装、地域連携・活性化の課題について、デザインマネジメントの観点によるPBL(Project Based Learning)型研究を行っています。
  • 稲盛経営哲学研究センターは、稲盛和夫氏が京セラをはじめとする企業経営において実践してきた経営哲学(フィロソフィ経営)について、経営学、会計学のみならず、心理学や教育学の知見を用いて国際的な普遍化、一般化を目指す研究を行っています。
  • グローバルMOT研究センターは、技術創造やその普及、会計やファイナンス、知的財産等、技術経営(MOT=Management of Technology)の観点から、企業・組織との共同研究、技術指導を含めた研究を行っています。
  • サステイナビリティ学研究センターは、地球環境のサステイナビリティ(永続可能性)について、環境技術や環境経済などの観点から文理融合型の研究活動を行っています。
  • 認知科学研究センターは、ヒトの認知活動(感覚、知覚、注意、記憶、思考、推理、言語など)の基礎的な過程の解明をめざして研究活動を行っています。

 OICは、上述のとおり、大阪いばらきキャンパスの略称ですが、本研究機構においては英語名称をOpen Innovation & Collaboration Research Organizationといたしました。各々の研究組織が、社会と密に接点を持ちつつ、革新的かつ創造的な研究活動を積極的に展開して参りたいという願いを込めております。本研究機構と同じくOICを拠点とするアジア・日本研究機構(2015年12月設置)はじめ、本大学の各研究機構および研究組織とも緊密な連携・協力体制を構築しながら、OICの教学コンセプトである「アジアのゲートウェイ」「都市共創」「地域・社会連携」と基軸をひとつにした研究活動を推進していきたいと考えております。

立命館大学OIC総合研究機構
機構長 岸 道雄


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