新R-GIRO研究プログラムの開始にあたって

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立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)は、2008年4月に立命館大学の研究高度化施策の一つとして設立されました。その理念は、21世紀に住む人類の責務として「持続可能で豊かな社会の構築」であり、日本が緊急に解決すべき研究領域に特化した研究を推進し、世界に誇れるサステイナビリティを追求する最先端の研究拠点を形成するとともに、それを通して世界に活躍できる若手研究者の育成を目的としています。そしてこの目的の達成には2段階のフェーズで臨むことを予定しています。

R-GIRO研究プログラムの経緯

第1フェーズの研究プログラム「特定領域型R-GIRO研究プログラム」では、2008年10月より「環境」「エネルギー」「食料」「材料・資源」「医療・健康」「安全・安心」「人・生き方」「平和・ガバナンス」「日本研究・地域研究」「融合新研究」の10分野を重点研究領域と定め、4年間を懸けて学内より研究プロジェクトの公募・採択を行いました。現在32の研究プロジェクト(採択数は33プロジェクトで1プロジェクトは終了済み)が進行中です。途中経過ではありますが、このプログラムの推進により、若手研究者育成、学術論文、産学官連携等において多くの実績を挙げることができました。

しかしこの第1フェーズも開始して5年目となり、本年度を以て一部のプロジェクトが終了することになります。そこでこれを契機に、これまでの第1フェーズの実績を基にR-GIROの理念および目的の実現に向けその進捗をさらに加速させるため、立命館大学の強みである分野横断力、分野統合力による「特色ある異分野融合型研究拠点」の形成に向けた第2フェーズ「拠点形成型R-GIRO研究プログラム」を開始いたしました。

本プログラムでは、第1フェーズと同様に10領域(「融合新研究領域」は「基盤・融合新研究領域」に改称)を研究対象とし、学内から幅広く文理融合など特色ある異分野融合が可能な研究プロジェクトを公募いたします。公募は2012年度、2013年度の2年間にわたり行うこととし、計8研究拠点程度を採択する予定です。

R-GIRO研究プログラムの経緯イメージ図

拠点形成型研究プログラムの組織体制

拠点形成型R-GIRO研究プログラムの組織体制イメージ図

一つの研究プロジェクトには、代表者である拠点リーダーの下に3〜7名のグループリーダーを配し、各グループリーダーが学内外からの複数のチームリーダーを統括する体制を基本としています。

2012年度は5月より学内公募を開始し、申請されたプロジェクトに対して約2か月に及ぶ審査(①学内審査委員による書類審査、②学内書類審査結果に対する学外審査委員への意見聴取と採択候補プロジェクトの選定、③学内外審査委員によるヒアリング審査)を行い、このたび4研究拠点(5プロジェクト)を採択いたしました。これらのプロジェクトに対して、2015年度まで年度ごとにその実績を評価しながら政策的・戦略的・計画的な支援を行っていきます。