DML

研究目的

近年、製品における形と機能を受け持つ狭い領域としての「デザイン」ではなく、組織の経営戦略やイノベーションにおいて「デザインの知」を活用していく動きとしての「デザインマネジメント」が注目されています。
現在「デザインマネジメント」に関して、現場ではさまざまな実践が行われていますが、体系的な研究はまだそう多くありません。研究を困難にしている理由として、対象領域が多岐に渡り、そこにさまざまな知が複雑に絡み合っていることが考えられます。
そこで、立命館大学「DML(Design Management Lab)」では、「デザインマネジメント」に関する体系的な研究の実現を目指し、国内外の研究ネットワークの構築と、研究知見の交流・集積・発信の場づくりを積極的に行っていくことで、複雑に絡み合うさまざまな知を整理統合していきます。

コンセプト

近年、製品における形と機能を受け持つ狭い領域としての「デザイン」ではなく、組織の経営戦略やイノベーションにおいて「デザインの知」を活用していく動きとしての「デザインマネジメント」が注目されています。特に、従来の狭義の技術的イノベーションだけではなく、未来への持続的な社会を拓くための社会的イノベーションのキーコンセプトとして、「デザインの知」が求められています。

現在「デザインマネジメント」に関して、マーケティング・製品開発・ものづくり・組織・人事・戦略立案・広報・プロモーション・CSRなどを行う現場ではさまざまな実践が行われていますが、そのさまざまな実践のなかで通底する「デザインの知」を問うような体系的な研究はまだそう多くありません。研究を困難にしている理由として、対象領域が多岐に渡り、そこにさまざまな分野の知が複雑に絡み合っていることが考えられます。

そこで、立命館大学「DML(Design Management Lab)」では、「デザインマネジメント」に関する体系的な研究の実現を目指し、国内外の研究ネットワークの構築と、研究知見の交流・集積・発信の場づくりを積極的に行っていくことで、複雑に絡み合うさまざまな知を整理統合していきます。