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サステイナビリティ学とは

サステイナビリティ学の教育研究の推進が、21世紀の大学に課せられた
重大な使命であるとの認識のもと、2007年1月、
立命館サステイナビリティ学教育センター(RCS)が開設されました。

  持続可能な発展(開発)という言葉は、国連ブルントラ ント委員会の報告書『我らが共通の未来』(1987年)の中心的理念に据えられ、地球環境問題を語る文脈に おいて頻用されるに至った用語である。 その後、「持続可能な発展とは何か」について、様々 な見解が提示されてきた。また、気候変動の緩和・適 応策、循環型社会の形成など、個別具体的な研究が世 界的に推し進められてきた。にもかかわらず、持続可 能性という基本となる言葉の意味についてすら、合意が形成されるまでに至っていない。
 RCSでは、これまで明確に定義されてこなかったサステイナビリティ学を「今、地球が直面する緊急課題を解決し、かつ将来世代の可能性を脅かさない現代社会の構築に問いを立て、理論を確立し、実践していくこと」と定義し、センターの研究教育活動を通じて、サステイナビリティ学の構築を図る。