News 【受賞】第19回日本認知心理学会優秀発表賞を受賞【総合性評価部門】【発表力評価部門 】

日本認知心理学会による「第19回日本認知心理学会優秀発表賞」の以下2部門において、それぞれ受賞をされました。

【総合性評価部門】
発表題目:衝突時間推定における恐怖表情の影響は視線方向に調整される
山崎 大暉先生(立命館大学OIC総合研究機構 プロジェクト研究員(日本学術振興会 特別研究員))
平谷 綾香さん(立命館大学総合心理学部<当時>)
永井 聖剛先生(立命館大学総合心理学部 教授)

【発表力評価部門】
発表題目:連続提示顔の変形効果に影響する顔部位の検討
鈴木 萌々香さん(立命館大学人間科学研究科 特別研究学生)
氏家 悠太さん(立教大学現代心理学部助教)
高橋 康介先生(立命館大学総合心理学部 教授)

日本認知心理学会優秀発表賞は、本学会年次大会において優れた発表をした研究者を表彰するもので、認知心理学にかかわる会員の研究を奨励し、この分野の研究の発展に寄与することを目的として授与されています。

【総合性評価部門】の受賞は、学術研究全体として、特に優れた研究として高く評価され、【発表力評価部門】の受賞は、発表をわかりやすく魅力的なものにする工夫について同じく高く評価され、それぞれ受賞に至りました。

◆山崎 大暉先生のコメント
この度、日本認知心理学会での発表に対し、身に余る賞をいただき大変光栄です。受賞研究では、接近する人物との衝突時間の見積りが、人物の表情や視線方向で変わることを明らかにしました。今回の受賞は、永井聖剛先生をはじめ、研究室内外の方々との活発な議論のお陰です。現在は、私たちが身体の後ろの空間をどのように知覚・認知しているのかに興味を持ち、研究を進めています。

◆鈴木 萌々香さんのコメント
この度は第19回日本認知心理学会優秀発表賞を頂戴し、光栄に思います。発表では顔のパーツや全体処理がFlashed Face Distortion Effectに関与することを示しました。
このような賞をいただけましたのも、高橋先生や氏家先生のご指導をいただいたおかげです。
今回いただいた評価に慢心せず、今後も研究に励んでいきたいと思います。


~日本認知心理学会優秀発表賞 発表要旨・選考理由 詳細~
https://cogpsy.jp/cogpsy/prize/presentation

優秀発表賞賞状と、鈴木 萌々香さん・山崎 大暉先生
優秀発表賞賞状と、鈴木 萌々香さん・山崎 大暉先生