【セミナー開催報告】ダイバーシティとワークライフバランスについて

2021.03.15

令和3年 2月18日(木)に文部科学省科学技術人材育成費補助事業
「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」の
選定に伴う事業推進の一環として、女性研究者のキャリア支援やリーダー育成を目指す
Creating Futures プログラム セミナーをオンラインで開催しました。

講師には、日本で最初にワークライフバランスを推進するコンサルタントとして企業における社員意識の改革、
働き方改革及び教育研修などに尽力されている株式会社 アパショナータ パク・スックチャ先生をお招きし、
「ダイバーシティとワークライフバランス」と題して講演を頂きました。
当日は78名(女性61名、男性17名)と多数の教員、研究員、院生、職員の方が参加されました。

セミナーでは参加者への問いかけなども交えながら、人生100年時代におけるワークライフバランスの
考え方や時代の変化に合わせて自分を磨き続けることの大切さ、ダイバーシティは受け入れるだけでなく
活躍があって初めて組織の向上が望めること、少子高齢化社会におけるダイバーシティ的な視点の必要性、
女性の活躍のためには男性の家事育児への積極的な参加が必須であること、ハウスキーパーの利用促進などが話されました。

質疑応答では、男性へ家事負担を促す声掛けの仕方やアンコンシャスバイアスの対策方法など
積極的な意見交換が行われ、セミナー参加者からは「自身の学ぶ姿勢を後押しされたようで大変うれしく思った」
「自分の抱えている悩みが自分勝手ではなく、もっと主張してよいと思えた」「男性の聞く力も養わなければ」
「女性として管理職を目指すことに抵抗があったが、キャリアを考え直す良い機会になった」などの声が寄せられ、
大変充実したセミナーだったことが伺えました。

パク先生には今後もCreating Futures プログラム セミナーに登壇していただく予定です。

webチラシはこちら↓
20210315-park-seminar