学長による所信表明「男女共同参画の推進に向けて」

2017.03.03


 2017
228日、吉田美喜夫学長が自然科学系学部の教授会を訪問し、「男女共同参画
の推進に向けて」をテーマに所信表明を行い、「男女共同参画宣言」の周知と本事業の重点
目標である自然科学系学部における女性教員比率向上に向け、各学部に協力を呼びかけました。

 吉田学長は、本事業の目標である「女性教員比率を2021年度までに23%、自然科学系分野
15%とすること」を改めて強調し、異なる文化や価値観をもつ人との交流・協働を通じて
生まれるイノベーションをダイバーシティから創出する大学をめざしたいと語りました。

 また、ロールモデルとなる女性研究者が身近にいる環境を作ることが女子学生の励みになり、
さらなる学部の活性化にもつながると述べ、学部の先生方と課題を共有し、本事業を進めて
いくことへ協力を依頼しました。

 教授会に出席したリサーチライフサポート室の田中弘美室長代理も「自身が教員になった時、
研究室を持てて人を育てる喜びを知った。次の世代を担う女性たちに希望と可能性を与え、研究
者になりたいという人を増やし、働きやすい環境を作っていくことにぜひご協力いただきたい」
と呼びかけました。