ものづくりによる医療健康技術革新研究拠点

拠点リーダー
理工学部機械工学科 小西 聡 教授 (写真中央)
グループリーダー

プロジェクト概要

マイクロ・ナノテクノロジーからロボティクスまで
高度なものづくり科学技術を医療・健康領域に生かす

本研究拠点では、最先端のものづくり科学技術に医工連携、薬工連携など異分野領域を結集、さらに産業界とも連携し、21世紀に求められる医療・健康の新技術を開拓していきます。マイクロ・ナノテクノロジーからロボティクスまでバイオメディカル領域におけるものづくり研究の実績も蓄積しています。その技術を基盤として、生活習慣病や介護の予防、消化器がん対策などに対する新たな解を提示することを目標としています。

バイオ解析装置や生体サンプル取得ツールを開発し
創薬開発や運動・栄養処方の最適化に応用する

本研究拠点では、ものづくり科学技術の基盤・応用研究を中核に、バイオデバイスを開発するグループと生体評価や運動・栄養処方を研究するグループが連携し、研究を進めています。

学際的・グローバルな研究拠点に成長させ
先端医薬品・医療機器産業立国への再生に貢献する

私たちの研究は、がん、メタボリックシンドローム、寝たきりといった日本が直面する医療・健康の課題に直接的に貢献するだけでなく、有効・安全な医薬品の創製や市場に投入するまでの期間短縮に寄与することで製薬産業の国際競争力を側面的にサポートすることにも役立ち、さらに最先端技術の発展による新産業創出にまで可能性は広がります。2010年には、バイオメディカルデバイス応用のデバイスおよびその実現に必要な基盤技術の研究開発や産学連携を行う「バイオメディカルデバイス研究センター」が設立されました。このセンターとも連携しながら最先端の基礎研究から臨床にまでつながる成果を挙げ、この研究拠点から日本を先端医薬品や医療機器産業立国へと再生させるという大きな見通しを描いています。

研究期間

2012年10月~2016年3月

研究活動進捗・成果

本研究拠点が目指す成果イメージ図 本研究拠点が目指す成果イメージ図