2013.10.21 特定領域型R-GIRO研究プログラム(災害復興)採択プロジェクトの決定について

  立命館グローバル・イノベーション研究機構(以下、R-GIRO)は、21世紀の要請
である自然共生型社会の実現に向け、日本が緊急に解決すべき社会的重点課
題を本学での組織的結集により解決する目的で設立された研究機構であり、自然
共生型社会形成に不可欠な新しい研究拠点の核形成と同時に次世代を担う本学
の若手研究者育成を目的としています。
 
 東日本大震災の発生直後から立命館は災害復興支援室を立ち上げ、全学園を
あげて教育・研究を通じた復興支援に取り組んできました。2011年度、2012年度
に実施した「東日本大震災に関わる研究推進プログラム」に採択された研究テーマ
の多くがR-GIROのミッションと合致すること、さらに、社会的要請として災害復興に
係るこれまでの研究および研究サポートを継続することが求められていることから、
この度R-GIROでは、特定領域型R-GIRO研究プログラムの「安全・安心」領域での
募集を新たに行いました。

 7月の学内応募に際しては、総数7件の申請があり、書類審査・ヒアリング審査の
結果、以下の2件を採択としました。

<採択プロジェクト>
 
 ・琵琶湖を対象とした災害軽減のための短期予報システムの開発 
                       (理工学部・John C.WELLS教授)

 ・ホワイトスペースを活用したエリア限定ワンセグ放送による防災情報共有システム 
                       (映像学部・細井 浩一教授)

 研究期間は、2013年11月1日から原則として2年5ヶ月となります。