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2013年03月のアーカイブ
3月11日(月)、立命館大学以学館にて「いのちのつどい」が開催されました。立命館災害復興支援室さん主催です。

地震発生時刻の14時46分には参加者全員で黙祷を捧げ、被災地の復興を亡くなられた方のご冥福を祈りました。私たち311+Rnetの活動が被災地の復興と今後の防災の大いなる力になるよう、これからも尽力しようと決意しました。

その中の学生交流企画にて、私たち311+Rnet事務局は学生の有志とともに委員会を発足し、学生交流企画を開催しました。当日は20人ほどの方が参加してくださいました。

まず第一部にて、復興支援に携わる学生に、活動内容や自身の熱い思いを語って頂きました。プレゼンテーターは、

(1) ふくしまボランティア便「そよ風届け隊」
(2) 参考書宅救便~東北の受験生に参考書を~
(3) がんばれ東日本復興支援「ミンナDEカオウヤ」
(4) 立命館大学理工学部仮説集会所建設プロジェクト「ODENSE」
(5) 京都産業大学の個人で活動をされている学生
(6) Youth For 3.11 関西支部

から来て下さった6名です。また、飛び入りで政策科学部の女子学生の方と、元気だ状プロジェクトから参加してくださった方も話してくださいました。皆さんのお話はいずれも大変興味深かったです。復興支援には実際に被災地へ足を運ぶ直接的な活動から、関西から出来る間接的な活動まで本当に幅広くあることを改めて実感しました。

その後第二部にて、6グループに分かれてフリートークを行いました。立命館災害復興支援室さんがお菓子やジュースを、生協さんが芋煮を提供してくださり、それらをつまみながら皆さんの経験や意見を語り合いました。私のグループでは、関西から東北へアクセスすることは時間・お金・機会・情報不足がネックとなっているため困難であるとし、今回発表してくれた団体も含めたあらゆる団体が参加のハードルを下げ、より多くの人々が復興支援に携われるように努めているのだということに気づきました。
また、瓦礫の撤去や掃除など肉体的かつ短期的なボランティアよりも、被災者の心のケアや地域コミュニティでの交流をサポートする長期的なボランティアが必要となっている今、遠く離れた関西から出来ることを考えました。ボランティアには強制力はありません。一人ひとりが自分に合った「できること」を探し、行動を起こせば、その行動はためになるのではないかと思います。

今回、私たちは「参加者の次への一歩」に繋がることを目指してこの企画を開催しました。震災から丸2年が経った3月11日。私たちの企画が、参加して下さった皆さん一人ひとりが今後に繋がる新しい視野、一歩を踏み出す手助けになったでしょうか。

最後に、企画に参加してくださった皆さん、立命館災害復興支援室の方々、当日登壇して下さった学生の皆さん、そして運営に携わったメンバー…本当にありがとうございました。今回出会った方々とのご縁を大切に、今後ともよろしくお願いします。

写真は、第二部でのフリートークの様子と学生企画の運営メンバーの集合写真です。




こんにちは、311+Rnetです!
3月10日におこなわれた、3.11 from KANSAIに参加してきたので、報告させていただきます。

3.11 from KANSAIは梅田スカイビルにておこなわれ、1階の広場では芋煮や鴨煮などのあったかい食べ物はもちろん、被災地支援の商品がたくさん販売されていました。
当日は強風な上に雨がぱらつき、花粉や黄砂も飛び交う悪天候でしたが、私が想像していた以上の来場者でどこのお店も賑わっていました。

本日主に参加したのは
シンポジウム:非難された人の今をみつめる~”避難者”支援の現状と課題~
学生対象企画:関西から被災地を応援する学生大集合!
の2つです。

シンポジウムでは、実際に福島から京都に避難されている方、避難者の支援活動をされている方、災害復興に携わる弁護士の方が登壇されました。
非常に興味深い話が多く、福島から非難されている方が「ボランティアの方になにかないですか?と聞かれても困ってしまうし、なんだかお願いしにくい。それよりも、避難してきている方のほうが頼りやすい」とお話しされていました。
また、親族や友人も関西に避難してきているかもしれないと思っても連絡をとることができず、行政にお願いしてもプライバシー保護のため教えられないと言われてしまうため、今でも自分の今の居場所はどこなんだろう?と話されていました。

こ のお話を聞いて、避難者のコミュニティ形成の大切さを感じるとともにRnetでは関西に避難されている方に対しての活動をもう長らくカバーできていないな ということを痛感しました。、これからはそのような団体と関わりをつくることで、関西にいてもできる復興支援の情報を提供できればな、と強く感じました。

他にも興味深いことが多くありましたが、すべて書くと莫大な量になりそうなので…。
興味があるかたは311+Rnet事務局までお越しください、お話しいたします!