立命館大学 立命館学園通信

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[立命館の今]在学生インタビュー調査[主催:立命館大学]

立命館では、「学習者が中心となる教育」を重視しています。そのためには、在学生が日常の学生生活の中で「自分が成長したな」「立命館大学で学んでいてよかったな」と、どのような場面で感じるのかをつかむ必要があると考えています。それが、現状の課題の発見であると同時に、より学生の満足度につながる解決策を見出していくのに役立つからです。
今回は、在学生への広報活動について検討するために、学生10名を対象に実施したインタビュー調査の結果をご紹介します。これらの結果からみられる学生の満足・不満足な点を、定量的調査も含めて検証し、学生が大学生活を通して成長し、自らの夢を実現できるよう、一人ひとりの学生の声に応えていくことが課題となります。

在学生インタビュー調査[主催:立命館大学]

在学生は立命館大学をどのように見ているのか

今回の調査は2008年度に続くものですが、違いが最もあらわれたのは、「在学生が大学に求めている教育」。前回は「人や学びの多様性のなかで『自分の学び=個性』を見つけられる」発見型の教育でしたが、今回の調査では、「自分がやりたいことを実現するためのヒントやチャンスを提供してくれる教育」(実利がある教育)であるという点が特徴的でした。以下に主な意見をご紹介します。

大学へ行く
理由

  • 自分の夢を実現するため
  • やりたい勉強をするため
 
明確な意志を持って、大学に来た学生が多い(特に男子学生)。経済不況も影響していると考えられる。

学生が考える
よい授業とは?

  • 先生の一方的な講義ではなく、参加型で、自分で考えて行動に移せる「実践型授業」。
  • 知識のみではなく「気づき」がある授業。
  • 具体的なアドバイスで、学生をサポートしてくれる先生の授業。
  • 先生の話がわかりやすい授業。
 
在学生は、大学に対して「支援してくれる」ことを求めている。

立命館大学を
受験した理由

 
立命館大学を受験した理由は、下記6つに集約できる。
  • 学びの具体性
  • 国際・英語教育
  • 学生の多様性
  • 入試方式の多様性
  • 改革イメージ
  • (理系)設備の充実

立命館大学のよいところ・
満足しているところ

 
①やりたい勉強が何でもできる制度の充実
  • 学びが自由に選べる、様々な勉強にチャレンジできる。
  • 勉強以外についても、やる気がある学生をバックアップしてくれる。
  • 語学教育や先生の熱心さなど。
  • 就職、セミナーなどのサポートがしっかりしている。
 
②学生同士の学びあいによる成長
  • 学生同士が教えあうシステムや先輩・後輩のサポート体制など、人間関係の基盤充実。
  • 様々なタイプの人と出会うことで人間的な成長ができる。
  • バラエティに富む学生たち(入試方式/国籍/出身地/考え方/活動)。
 
「やる気のある学生を応援する制度」が、今の学生ニーズを満たしていると考えられる。

立命館大学の悪いところ・
改善してほしいところ

  • 学生が考える最大の課題は「学生の学びの姿勢の悪さ」。
  • 教員の熱意/教え方や、大講義室授業への不満もあがった。
  • 今回は特に、授業内容・カリキュラム毎の差を指摘する声が多い。
  • 新設学部/学科の学びに不安・不満の声があがったことも特徴。
  • 大学の規模に対する意見も目立った。
  • 「授業やサポート体制への知識に個人差がある」(自ら調べる学生は知っているが、知らない学生は全く知らない)ことをあげた学生も多い。情報提供の改善により、やりがいや目標を見つけられずにいる学生を減らすことが課題となる。

学生から見た
「立命館教育」の魅力(+R)

 
学生の意見は、ほぼ全員一致。主なものは下記2つ。
  • 学生自らが「自分の学び=個性」を見つけていく教育。
  • やる気さえあれば、実現のチャンスを与えてくれる教育。

学生から見た
「立命人」=形成される人間像

  • チャレンジする人
  • 行動力がある人
  • 自己決定力
  • リーダーシップ
  • 社会貢献力

在学生インタビュー調査[主催:立命館大学]

 
調査方法 個別インタビュー方式(1人当たり約1時間) 
調査期間 

2010年3月16日(火)、17日(水)

調査対象者 

「大学のプログラムを活用し、積極的に学生生活を送っている学生」10名に対して、個別のインタビューを実施。
*内訳:経済4回生(女性)、経営3回生(男性)・2回生(女性)、産社4回生(男性)、文4回生(男性)、国関4回生(女性)、政策3回生(女性)、情報理工4回生(男性)、映像2回生(男性)、生命科学2回生(男性) 回生は2009年度のもの