先輩!キャリアを思い描くきっかけは何でしたか?

今年就職活動終えた6名のジュニアアドバイザー(JA)から、
自分のキャリアを思い描くようになった「きっかけ」について聞いてみました!

就職活動がきっかけに

高野 遼 さん
(政策科学部4回生)
金融機関に内定

大学入学前から漠然と「海外と関わる仕事がしたいな」と考えていましたが、1回生から自転車競技部の活動に専念していたので、就職活動の準備になるようなことは、ほとんどやっていませんでしたね。だから具体的に『どんなことをしたいのか』『どんな自分になりたいのか』、自分のキャリアについて考えて始めたのは就職活動を始めてからなんです。就活では、説明会を通して企業や世の中の動向についての情報が得られ、おのずと「仕事」や「将来」のビジョンを描くようになりました。また、内定を得るためには、ただ描くだけではなく、ビジョンを明確にして「自分のやりたいことと結び付けて考えること」が必要だったんです。

金融機関や商社、鉄鋼メーカーなどの業種から、希望を絞ったのは、「OB訪問」が転機でした。12月中旬、銀行に勤める先輩の話で、銀行は“自分が考えていたよりも堅苦しい場所ではなく、海外に飛び出すチャンスもあり、何よりも自身の力で勝負できるフィールドがあること"を知り、銀行に対するイメージが変わったのです。「さまざまな分野で仕事ができる」ところにも魅力を感じました。商材を介す仕事ではなく「自分自身のアイディアで勝負したい」という想いと、軸であった「海外に出て働きたい」という部分がマッチし、銀行への就職を目指すようになりました。

「就職先」や「やりたいこと」、「なりたい自分」は、簡単に描けるものではなく、「なぜやりたいのか」「なぜこの会社なのか」と繰り返し自分に問い続け、徐々にビジョンを磨いていった先に見えてくるのではないでしょうか。

私が意識して取り組んでいたことは、知的好奇心をもつことです。新聞やネット証券などから情報収集するなど、常にアンテナを張っていましたね。
就活を通して自分が1番変化したところは、誰に対しても物怖じせずに話ができるようになったことです。もともと異性や目上の方と話すのが苦手でしたが、「就職活動が始まって多くの人と接するのにこのままじゃいけない。」と思い、セミナーなどの場で、自分から積極的に話すことで慣れていきました。

最後に今の私の夢は、やはり「海外で戦っていける人間になりたい」と考えていますね(笑)。どのような状況下でも戦っていける知識や専門性を養い、仕事に対して一生懸命頑張れて、責任感のある社会人になりたいです。

1・2回生のみなさんへ

何でもいいので、新しいことを1つ頑張ってください。それをやることで新たな自分が見えてくると思います。

3回生のみなさんへ

積極的に他人と関係を持ちながら、就職活動を行ってください。結果的に人との関わりを持って仕事をするわけですから、就職活動においても人とのつながりを大切にして欲しいですね。

就活必勝アイテム

・父親からもらったボールペンと時間軸まで分かりやすい手帳
・面接前の願掛けとして、部活動の試合前と同じように音楽を聴きながら、エナジードリンクをストローで飲むこと(笑)。試合に挑む時と同じように、モチベーションを高めていましたね。

息抜きの仕方

就活中の友人と食事にいくこと。「大阪駅にいる人集まれ~」とゼミの仲間にLINEで呼びかけて集まっていましたね。目指す将来は違っても同じように頑張っている仲間の存在が支えになりました。