先輩!キャリアを思い描くきっかけは何でしたか?

今年就職活動終えた6名のジュニアアドバイザー(JA)から、
自分のキャリアを思い描くようになった「きっかけ」について聞いてみました!

「研究」がきっかけに

竹川智子さん
(理工学研究科機械システム専攻
博士課程前期課程2回生)
化学・電機関連メーカーに内定

大学生活では、オリター活動やサークル活動に取り組みました。入学当時から院に進むことを決めていたので、アルバイトを掛け持ちして学費を貯めてきました。学部後半と大学院では研究活動に専念していました。研究が中心となると、人との関わりが薄まることに気づき、積極的に外に出て多くの人と話すことを意識するようになりました。他人と話すうちに、今まで気づかなかった自分の一面も知ることができました。

人から「外資系や文系就職も向いているのでは」と言われ、9月頃から外資系メーカーなどについて調べたり、内定者に話を聞いたりし始めました。業界について調べていくうちに、自分には向いていないと気付いた業種もありました。ものづくりをしたくて機械科に入ったので、おのずとメーカーの技術職で働きたいという希望が絞れてきました。2月には研究の中間発表もあったので忙しく、的を絞ってエントリーシートを提出しました。

面接では「自分の言葉で話す」ことを大事にしたかったので、マニュアル本は一切使いませんでした。変に格好つけて自分を飾るより今の自分が話せるレベルで、等身大の自分を伝えればいいと思います。内定をいただいてから、内定者交流会などで会う社員の方の印象で、社風や「本当にこの会社で働きたいか」「若手に仕事を任せてもらえるか」をよく考えました。

就職活動では大変なこともありましたが、自分のために企業の方々が時間を割いてくれたり、社会人とたくさん話せたりするのは貴重な機会だと思い、楽しむようにしました。また就職活動を通して、タイムマネジメント能力や決断力なども身についたと思います。

将来の夢

プライベートでは、温かい家庭をつくること。仕事では、働く女性のロールモデルになりたいです。日本では特に、積極的にキャリアを積む女性像がイメージしにくいので、その先駆けになれればと思っています。

1・2回生のみなさんへ

「就活のため」ではなく、ぜひ、自分が興味あることを全力でやって欲しいです。純粋にやりたいことをやっているからこそ、嘘のない自分の気持ちが分かってきます。今を楽しんで大学生活を過ごして欲しいです。

3回生のみなさんへ

ネガティブな情報に振り回されないでください。何かを始める前に、漠然としたイメージだけで不安になるのは、すごく時間がもったいないと思います。「まずは行動して自分で確かめる」くらいに、前向きな姿勢を持ってほしいです。

就活必勝アイテム

大切な面接の前には、チョコレートの「galbo」を食べてリポビタンDを飲みました。以前、TOEICの試験前にこの2つで頭が冴えた気がして結果も良かったので就職活動でも続けました。コンビニがあれば揃えられるし、何か身近なもので「これがあればうまくいく」という自分の儀式を決めておくといいと思います。