管理栄養士に聞く!朝ごはんの効果

朝ごはんを食べることは、体にどんな効果があるのか?
理想的な朝ごはんの組み合わせって?
スポーツ健康科学部・海老久美子教授の研究室に所属していて
管理栄養士の資格を持つ、大学院生の松宮さん・石橋さんに
栄養学の視点を踏まえたアドバイスを伺いました!

父母教育後援会 田中 千佳江さん

松宮 さおりさん(スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生):左
石橋 彩さん(スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生):右

朝ごはんの効果は大きく分けて3つあります。
①1日の生活リズムをつくることができること
②脳へのエネルギー供給がされて集中力や記憶力が高まること
③体温が上がって活発に動けること
寝ている間にもエネルギーは消費されているので、朝ごはんを食べないとエネルギー不足で頭や体の働きが鈍くなります。
「100円朝食」では、まずご飯で脳のエネルギーであるブドウ糖が摂取できます。おかずは、主菜1、副菜2のバランスで選ぶと理想的です。焼き魚などのたんぱく質、ほうれん草やオクラなどの緑の野菜、ひじきやきんぴらなどのその他の副菜、といった組み合わせがおすすめですね。

体温を上げて体を目覚めさせるために、朝ごはんでたんぱく質を摂ることは重要です。自宅で食べるときも、トーストにチーズやハムを乗せたり、ご飯に納豆をかけたり、ヨーグルトを一品プラスしたりして、たんぱく質を摂ることを心がけてください。

食育SAT(サッと)システム

食育SATシステム/実物大のフードモデルを専用のセンサーボックスに乗せるだけで、栄養バランス評価が★の数で表示されます。