• [+Rな人] 「第5回書道ガールズ甲子園」準優勝/立命館宇治中学校・高等学校書道部のみなさん

  • 2010年7月7日更新

5人だけの書道ガールズ。私達が表現した「大切なもの」。

立命館宇治中学校・高等学校書道部のみなさん
渡邉理虹さん(立命館宇治高等学校3年生 部長)写真:前列中央
阪井美帆さん(立命館宇治高等学校3年生 副部長)写真:後列左
山本祥子さん(立命館宇治高等学校2年生)写真:前列右
奥野友美さん(立命館宇治高等学校2年生)写真:後列右
本多なつみさん(立命館宇治高等学校2年生)写真:前列左
「第5回書道ガールズ甲子園」準優勝

私たちが出場した「第5回 書道ガールズ甲子園」は、読売テレビ「ズームイン!!SUPER」の企画で、年に数回(不定期)行われているものです。2分30秒の制限時間内にテーマに沿った作品を仕上げ、競います。今回は、全国25校の書道部から応募があり、その中の4校に選ばれました。これは、関西の高校では初めての出場となります。

1番苦労したことは、制限時間内にパフォーマンスを終えること。他のチームが10名以上で挑んでくる中、私たちは大会の最小人数である5人で作品を仕上げます。大会への出場が決まったあとの1ヶ月間は、休日も返上してみんなで練習しました。本番と同じサイズの用紙(縦6m×横8m)を用意するのも大変でしたね。
初めは、「出場できる」ということが嬉しかったですが、練習を重ねていくうちに「優勝したい!」という気持ちが強くなってきました。

今回の大会のテーマは「大切なもの」。私たちは、「時」を自分たちのテーマに決めました。書道部に先輩から受け継がれている言葉である「一瞬も愛する書道魂」と5人にとって大切な「時間」、愛着のある京都の歴史を表現したかったからです。

立命館宇治中学校・高等学校書道部

パフォーマンス当日は、「宇治の香り」「輝く金閣寺」、「さくら舞う嵐山」、それから「一瞬も愛する書道魂」、「WE♡京都」というメッセージを書きました。言葉の間には、宇治川をイメージした足跡を青色のペンキで付け、それに橋を架けました。制限時間内に無数の足跡を付けるのは難しかったですが、靴下をはいてできるだけペンキをもたせるなど、工夫をしました。

とても緊張していましたが、「みんなでいい作品に仕上げたい」と思う気持ちの方が強かったです。夢中になっていたので、実は、パフォーマンスの最中のことはあまり覚えていないんです。完成した瞬間は、「やりきった」「無事に書けた」という気持ちで一杯でした。あと、「これで終わってしまうんだ」と、少し寂しい気持ちもありました。

準優勝という結果を聞いたときは、正直悔しかったですが、「みんなで一生懸命になって取り組んだ」という達成感が大きいです。この大会を通して、部員の絆や団結力が深まったことは間違いありません。次の大会では、絶対に優勝したいです!!

立命館宇治中学校・高等学校書道部
立命館宇治中学校・高等学校書道部
立命館宇治中学校・高等学校書道部

現在、部員が8名の書道部。大好きな浦井先生と一緒に。

  • 取材・文
  • 土田嘉宏(経済学部3回生)

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