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345 -  京都からザッハトルテが「ちょっぴりヨーロッパなひととき」をお届けします。

京都からザッハトルテが「ちょっぴりヨーロッパなひととき」をお届けします。

都丸智栄さん(アコーディオン)
ウエッコさん(ギター)
ヨース毛さん(チェロ)
立命館大学出身
ザッハトルテ
京都を拠点に全国で活動するインストゥルメンタル・バンド
テレビCMアフラックの「アヒルのワルツ」の他、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」の「ドコノコノキノコ」の作編曲・演奏・コーラスを担当
在学中は多国籍音楽サークル出前ちんどんに所属

  • No.345
  • 2012年1月27日更新
今から約10年前、私たちが立命館大学に通っていた頃の衣笠キャンパスは、外を歩けばいつもどこからか音楽が聴こえてくるような場所でした。中でも第1体育館前は、楽器を持った学生が集まってくるメッカになっていて、僕たちもよくそこで練習をしたものです。

  

Q:ザッハトルテ結成までの経緯を教えて下さい。

都丸さん:
在学中は、出前ちんどんに所属していました。そこで、いつものように体育館前でアコーディオンの練習をしていた時、当時新入生だったウエッコがウクレレを持って突然、演奏に入ってきました。何も言わずに、です。「何だこのメガネは?!」というのが彼の第一印象。

ウエッコさん:
僕がちょうど、サークル見学で出前ちんどんを見学に行っていた時ですね。たまたまウクレレを持っていた。そして、そこに音楽が・・・何も考えずに参加していましたね。その後、「ミュゼット(フランスの古い大衆音楽<ダンスミュージック>)をやろう」と、都丸さんとバンドを結成。コントラバス奏者を探していたところ、チェロを持ったヨース毛がサークルの見学に来ていたのを見て、「楽器が似ているし」と誘ってみました。

ヨース毛さん:
学園祭で出前ちんどんの演奏を聴いたことがあって、「格好いいなぁ」と思っていたところに、二人からお誘いがありました。単純に「楽しそうだなぁ」と思い、メンバーに加わることにしました。

     

アコーディオン、ギター、チェロが集まって生まれた「ザッハトルテ」。3人で作曲をして、色んな場所で演奏をしていました。
現在、京都の鞍馬口にあるカフェ「さらさ西陣」で毎月、定期演奏会を行っているのですが、これを始めたのも実は、大学生の頃。3人で千本今出川の路上で演奏していると、たまたま通りかかったカフェのスタッフの方から、「うちで演奏しない?」と声をかけてもらったのがきっかけです。
大学生の頃は、怖いもの知らずというか、いろんなことをしていましたね。路上での演奏もそうですが、思い返せば「よくやっていたな」と思うこともたくさんあります(笑)。
思い出深いのは、サークルのライブイベント「出前の嵐」。一サークルのイベントですが、協賛を募っていました。大学近隣の商店街のみなさんにもお願いしていたのですが、「立命の学生さん?頑張ってね」と快く協力して頂いたことをよく覚えています。飛び込みだったんですけどね、みなさんとても温かくて。その頃からずっと僕たちは、京都の方にはお世話になっている気がします。

   

Q:卒業後もミュージシャンとして活動されていますが、その進路に迷いはなかったのでしょうか

3人ともミュージシャン一筋で生きていくことに迷いがなかった訳ではありません。就職活動も一度は考えましたが、周囲の友人が必死になって就職活動をしているのを見て、どこかで「違和感」を感じていました。
「音楽を仕事にしよう」と決めたのは、1st アルバム「お茶の間ヨーロッパ」を自主制作した頃です。売り上げも順調で、2004年にはフランスでツアーを行いました。現地では、たくさんの方にザッハトルテの音楽を聴いてもらうことができましたし、CDも思っていた以上にたくさんの方に買って頂くことができました。その頃にはもう迷いはなかったですね。

ウエッコさん:
僕は卒業論文と一緒に「お茶の間ヨーロッパ」を提出したりしていましたよ(笑)。

卒業後も京都を拠点に活動をしていますが、全国各地でライブも行っています。そこで、立命館大学の先輩や立命館にゆかりのある方々に声を掛けてもらうことが多くあります。これは、立命館大学が全国各地からいろんな人が集まる総合大学だからこそ。いつまでもそうやって可愛がって頂けるのは嬉しいですね。

   
               (写真左から)ヨース毛さん、ウエッコさん、都丸智栄さん

Q:最後に、在学生にメッセージをお願いします。

立命館は自由な風土の大学です。僕たちも、立命館大学でいろんな人と出会い、いろんな経験をしました。学生の間は、何にでもチャレンジできる時期。気になることは何でもやってみてください!4年間あれば、なんでもできると思います!

ザッハトルテHP
http://za-ha-hp.web.infoseek.co.jp/index.html

  • 取材・文
  • 中西由佳(国際関係学部3回生)

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