今年で第10回を迎える「京都さくらよさこい」（以下：愛称「サクヨサ」）は、全国から約200チーム、4000名の演者が参加する、関西最大級のよさこい祭りです。“学生のまち”である京都の特性を活かし、私たち「京都さくらよさこい学生運営委員」が主体となって祭りを運営しています。サクヨサの特徴は、多彩な会場展開です。京都市役所前広場をはじめ、京都市内の様々なエリアで同時にプログラムを展開していきます。今年は「世界遺産に桜舞う」をコンセプトに定め、世界遺産の下鴨神社や清水寺もステージ会場に。初日はサクヨサコンテストやミスよさこい。2日目は、サクヨサの恒例企画である1時間総踊りを実施します。総踊りとは、全国各地にある観客を含めた全員参加のよさこい踊りです。

私たちは、立命館大学に入学後、京都の大学生・社会人で構成されたよさこいサークル、京都チーム「櫻嵐洛」に加入しました。サクヨサの運営委員を務めていた先輩の勧めで、今年の運営委員に。自分たち自身も踊り手ではありますが、踊って楽しむだけではなく、祭りを支え、間接的に地域の人々とつながることに魅力を感じたことが参加のきっかけです。

活動は企画内容の設計や協賛金の依頼など、経験したことがないことばかりで、毎日緊張と苦労の連続です。協賛金をお願いするためにある会社を訪問したときのこと。単に自分たちのサクヨサに対する熱い情熱を伝えれば、協力していただけると思っていた私たちに、担当者の方が、「一方的に訴えるのではなく、こちらの要望も聞いて、お互いの想いを理解しながら話を進めることが大切」と教えてくださいました。このアドバイスで、自分たちの未熟さや、社会で働くことの難しさを痛感することに。また、失礼のないよう振舞いながら、自分の考えを相手に伝え、相手の考えを聞く、この両方を同時に行うことも大変でした。まだまだ自分自身の成長を感じることはできませんが、これまで組織を率いる立場で何かに取り組んだ経験のない私たちにとって、運営委員に挑戦したことそのものが、新たな自分へと踏み出せた一歩だと思っています。

京都の地域に貢献したいという想いで、みんなにとっての祭りだということを意識しながら、日々取り組んでいます。当日は、複数のエリアで多くの人に春の京都を舞台とするサクヨサを楽しんでいただきたいです！サクヨサが京都の新たな観光資源として確立し、京都のみなさんに受け入れられてもらえるような祭りになるように、今年も「サクヨサ」で笑顔を満開にしたいと思っています。


【お知らせ】
第十回「京都さくらよさこい」
 
（開催日時）
4月5日（土）10:00～18:00
4月6日（日）10:00～19:00

(会場)
【メインエリア】
京都市役所前広場会場／ゼスト御池会場／御池中学校会場
三条名店街商店街パレード会場

【洛北エリア】
　下鴨神社北・南会場／府立植物園北・南パレード会場

【特設ステージ】
　清水寺会場


※当日スタッフ募集中！
詳しくはサクヨサHPでご確認ください。
http://www.sakuyosa.com/

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