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630 -  改めて知る、貴重な学生生活

改めて知る、貴重な学生生活

(左から)國元佳美さん
      猪阪大和さん
            河内孝文さん(ともに経営学部科目等履修生)

JR西日本の派遣プログラムにより、2013年度科目等履修生として学ぶ

  • No.630
  • 2014年5月2日更新
私たちは、2005年3月11日に西日本旅客鉄道株式会社と立命館大学とで結ばれた「西日本旅客鉄道株式会社から立命館大学科目等履修生への推薦に関する協定」に基づき、2013年4月から1年間、経営学部に在籍しました。

このプログラムには毎年JR西日本から経営学部と法学部に数名ずつ社員が派遣されています。定期試験を受けて成績もつけられますし、成績は会社に報告されます(笑)。少人数の基礎演習やゼミに入れたり、課外活動に参加できたりするのは一般の科目等履修生とは違うところです。私たちは普段岡山や大阪で勤務していますが、この一年間は滋賀に住み、長期休み以外は普通の大学生のように過ごしました。

私たちは、社会人11年目としてJR西日本で運転士や経理課員として働いていました。このプログラムに参加しようと思ったきっかけは、経理の仕事をしていて学生時代に学んだ知識が現状とは違うと感じることがあり、最新の会計制度などを学びたいと思ったから(國元さん)、後輩を指導する立場になり、自己流で教えることに限界を感じ始めていたのでマネジメントの方法を学びたいと思ったから(猪坂さん)、将来後輩を指導する講師の仕事をしたいので、コミュニケーションスキルを向上させたいと思ったから(河内さん)です。
       

受講した講義の中で印象に残っているのは、JR西日本をプレゼンテーションしたマネジメント論、製品を通じてアイディアの創出方法を学び企画をすることができた製品開発論、社会で役立つと感じられた人的資源管理論です。社会経験があることで、大学での学びを現場と重ね合わせながら理解することができたため、講義の内容のイメージがしやすく吸収もしやすかったです。

このプログラムでは基礎演習やゼミといった少人数授業にも参加することができました。ゼミに参加することで友人の輪も広がり、知らず知らずのうちに狭い視野になっていたり、自分の物差しだけで物事を考えていたことに気づくこともできました。さまざまな意見が出ることが当然であると感じられるようになり、社外の人など視点の違う人と話すことの大切さに気付くことができました。

僕(河内さん)はせっかくなので課外活動にも参加しようと思い、イベント事業部に所属しました。すごく忙しくて少し後悔しましたが(笑)、学園祭の企画立案から運営まで全て自分たちでやるのでいい経験になりました。社会ではあんなに自分の意見が通ることはないと思いますが、いろいろと自分で決めないといけなかったので決断力がつきました。
      

このプログラムで得たものは、今後も付き合えるような友人です。そして、勉強の仕方や論理的に考えること、さまざまな視点で状況に合った解決策があるということを学ぶことができました。また、文章の書き方が身についたことで、自分の強みをアピールできるようにもなりました。パワーポイントや文章で順序立てて上手く伝える技術は、今後の仕事にも活かしていきたいと思います。

~在学生へのメッセージ~

私たちは今回初めて大学に通いましたが、社会人から見た大学の4年間はすごく貴重な時間です。専門の先生がいて勉強をしやすい環境もあり、同じ目的を持った人が多くて刺激し合え、挑戦できる時間がたくさんあります。この4年間は人生を左右するとても貴重な時間です。社会に出てから「もっと勉強しておけばよかった」と後悔をしないように、4年間を無駄にしないでください。イベントや企画は情報交換の場にもなるので、なるべく参加して多くの人と接することで、自分の知らないことや考え方に触れてほしいと思います。

  • 取材・文
  • 齋藤瑞果(経営学部3回生)

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