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684 -  環境絵本で地域とつながる

環境絵本で地域とつながる

井上 さゆりさん (文学部3回生)
河島菜瑠さん  (文学部3回生)
小笠原 佳世さん(産業社会学部3回生)

  • No.684
  • 2014年12月12日更新
私たち「たまごのきみ☆」は、立命館大学唯一の絵本サークルです。活動の中心は学園祭で、部員で1ページずつ作っていく「リレー絵本」の作成、自作ポストカードの配布、おすすめ絵本の展示などをしています。

   

昨年10月、滋賀県草津市の青年会議所の方から、立命館大学の職員さんを通じて環境絵本の作成依頼をいただきました。普段の活動では各々が自由な表現をしているので、環境というテーマや子ども向けという対象を意識した製作をするのはいい経験になると思い、やらせていただくことにしました。

サークル内の有志で分担し、文の作成、作画、デジタル化などを行いました。当初出来上がったものは、とても文が多いものでした。「イラストでもっと伝えられることがあるはず」と、絵の構図や順番を工夫して、文を減らしていきました。こうして、『ようせいさんとちいさなやくそく』という絵本が出来上がりました。

出来上がった本で、子育て支援サークルの親子を対象に、草津市立まちづくりセンターで読み聞かせを行いました。読み聞かせをするのは初めてで緊張しましたが、みんな静かに聞いてくれました。本の中では、「ちいさなやくそく」がどんなものなのか具体的には書きませんでしたが、「みんなで環境を守っていこう」という絵本のメッセージを子どもたちは理解してくれていました。キャラクターや絵柄がかわいいという反応もあって、チャレンジしてよかったと思いました。

   

ただ、実際に読み聞かせをしてみると、まだ文が多くて読むのが大変なくらいでした。絵本は思い切って短い文にしないといけないと分かり、登場人物を減らしたり、文字のないページを作ったりしました。その結果、別のところで行った読み聞かせでは、タイミングが取りやすく、読みやすくなったと感じました。

製本した絵本を学園祭で展示しました。みんなでオリジナルの絵本を作るのは初めてで、しかも地域と連携できるなど、今までの活動の幅が広がったので嬉しかったです。


Q活動を終えての感想を聞かせてください。


井上さん……デザイン系の仕事に興味があるので、サークル内外とのやり取りやスケジュール調整は勉強になりました。

河島さん……「たまごのきみ」は、外への発信が少ないと感じていたので、機会をもらえてよかったです。伝える難しさはあったけれど、子どもや人との関わりに興味が出てきました。

小笠原さん……今回協力してくださった方には本当に感謝しています。まちづくりや地域と関わることへの興味がさらに強くなりました。

 

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