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765 -  日中学生交流合宿で互いの価値観を認め合う

日中学生交流合宿で互いの価値観を認め合う

濃野 司さん(法学部3回生)
日中学生交流団体freebird関西支部代表

  • No.765
  • 2015年11月17日更新
子どもの頃から世界の偉人伝記を読むのが好きで、世界の国々の中でも日本に近い中国と韓国に興味を持っていた。大学に入学した2013年。同郷の先輩から日中学生交流団体「freebird」が開催する交流合宿に誘われる。「“東京一週間で3万円”という安さに釣られましたね(笑)」最初は軽い気持ちだった濃野さん。合宿を通じて中国人学生だけでなく、同世代の日本人学生との交流のなかで、多様な考え方があることを知った。



日中学生交流団体「freebird」は、2005年に中国で起きた反日デモを機に、現地の学生と日本人留学生らが日中の若者の距離を近づける目的で設立され、現在は上海、北京、関東、関西に支部を持つ。年に1度、中国と日本で交互に開かれる交流合宿「JAPANTRIP(以下JT)」「CHINATRIP」では、両国の学生が寝食を共にしながら歴史認識や環境問題など時事問題について議論する。濃野さんは「次回の日本開催は、地元京都で開きたい」と思い、今年度のJT代表就いた。今年は両国の大学生約40名が参加。「観光」と「SNS」を討論会のテーマに定め、日中のイメージやSNSの利用について街頭調査などを実施し、観光地である京都の可能性や、SNSの情報の実態について議論を深めた。そしてJTを締めくくる一般市民向けの発表会「SUMMERBIRD」を開催した。



長期にわたる準備期間のなかでは、メンバーのモチベーションを高めながら、人をまとめて企画を進める難しさがあった。企画への想いや仕事への姿勢ではメンバーと温度差を感じることも。「けれども、自分と相手では優先順位が違うことに気づき、指示の出し方や声のかけ方を工夫するようになりました。」そして「freebird」の活動を通じて人とのつながりが大切だと痛感したという。「支えてくれた企業や行政の人々。自分の想いに共感して手伝ってくれたメンバーたち。何かを成し遂げるためには不可欠なつながりであり、自分も成長させてもらいました。」



日本人でも外国人でも、人と接する上では価値観の違いを認識することが大事であると語った濃野さん。「イメージだけで嫌厭している人々に『会わず嫌いはやめようよ』と働きかけています。これからも日本人と中国人を近づける役割を担っていけたらと思います。」



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