立命館大学
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アメリカンフットボール部・パンサーズ 挑戦の軌跡2010

2009年度関西リーグ3位という成績から、 その悔しさをばねに、戦い続けてきたアメリカンフットボール部・パンサーズ。  2010年度は、1996年以来の3校同率優勝を決め、 甲子園ボウルでは、学生王者にまでのぼりつめました。  新年1月3日のライスボウルでは、社会人王者・オービックシーガルズに敗れたものの 最後まで諦めず、必死に戦いました。  RSWEBでは、甲子園ボウル出場を目指すパンサーズ、甲子園ボウルで学生王者に輝いたパンサーズ、ライスボウルのパンサーズを一緒まとめて大特集。 この躍動感・感動をみなさんに!
甲子園ボウル ライスボウル Special Movie
2011.1.3 ライスボウル
立命館大学パンサーズ 0-24 オービックシーガルズ
学生王者と社会人王者が戦い、真の日本一を決めるライスボウル。 2年ぶり、4度目の優勝を目指すパンサーズは、最後まで全力で向かっていきました。 また、試合会場の東京ドームには、在学生・校友・父母・教職員も一体となったたくさんの、心からの声援が響き渡りました。 当日の試合レポート、みなさんのVOICEを紹介します!

2011年1月3日(月)、東京ドームにてアメリカンフットボール日本選手権「第64回ライスボウル」が行われました。2年ぶり4度目の日本一を目指す学生王者立命館大学パンサーズは、5年ぶり4度目の日本一を狙う社会人王者オービックシーガルズと対戦しました。

試合は前半2分、オービックシーガルズがQB菅原からWR萩山へのTDパスが決まり早々に先制点。その後、両軍ディフェンス陣が踏ん張り試合は落ち着きを見せましたが、第2クオーター9分にオービックシーガルズQB菅原が左ライン際を走り切りタッチダウン、ゴールも決まり14-0と点差を広げました。一方反撃したい立命館ですが、QB谷口を起点としたパスやRB高野橋を中心としたラン攻撃が完全に封じられるなど苦しみました。その後もオービックの堅いディフェンス陣を崩せず0-24で敗北。4度目の日本一を惜しくも逃しました。

試合後、米倉輝ヘッドコーチは「相手が予想以上に強かった。ディフェンス陣は本当によく頑張ったが、相手が1ランクも2ランクも上だった」とコメントしました。

選手・コーチ・マネージャなどパンサーズ関係者のみなさん

ヘッドコーチ
米倉 輝さん
#8 LB
佐藤修平さん 主将
経営学部4回生
♯27 TB
高野橋慶大さん(甲子園ボウルMVP)
経営学部4回生

完敗だった。社会人相手に真っ向勝負でぶつかっていったが相手が予想以上に強かった。学生達、特にディフェンス陣は本当によく頑張ったと思う。試合中、勝負どころでミスが連発したのも大きかった。下級生が多いチームということもあり、この悔しさを糧にオフェンスもディフェンスも1から強化してまた来年戻ってきて、日本一を奪いたい。

勝てなかったことが悔しい。
今まで一緒に頑張ってきた選手やスタッフには、感謝の気持ちでいっぱいです。後輩たちには、負けた悔しさを味わわないように、もっともっと練習に励んでもらいたいです。

フィジカル、パワー共に学生とはレベルが大きく違い、自分のプレーが全く通用しなかった。正直抜ける気がしなかった。本当にしんどく、つらいこともたくさんあったが、最高の仲間とプレーできて充実した4年間だった。後輩にはこの悔しさを忘れず、ぜひ日本一になってほしい。

     
♯15 QB
谷口翔真さん(年間MVP)
経営学部3回生

今日の試合では、自分の力を出し切れなかった。オービックシーガルズは、スピードや技術は大学チームよりも強く、想像以上だった。でも、今年のパンサーズは強かったと思う。4回生が頑張ってくれたので、その意思を引き継いでいきたいです。

     

OB、学生など観客のみなさん
(試合前にお聞きしました)

早川真吾さん
2001年理工学部卒業 
福村純也さん
2001年理工学部卒業 
市川強志さん
1978年法学部卒業

日本一を目指して頑張ってほしいです!

一生懸命応援を頑張るので、選手も一生懸命プレーして日本一を勝ち取ってほしいです!

甲子園ボウルも応援に行きました。同じ名前の市川選手に頑張ってもらいたいです!

     
前川拓斗さん[写真左]
法学部4回生
北村 翔さん[写真右]
国際関係学部4回生
K.Tさん[写真左]
2000年政策科学部卒業
T.Tさん[写真右]
2001年政策科学部卒業
古東翔二朗さん[写真左]
経営学部3回生
岡野翔悟さん[写真右]
映像学部4回生

荻須創太選手は、高校時代にチームメイトでした。高校の時に日本一になれなかった悔しさをこの試合にぶつけてもらいたいです!

初めてライスボウルを見に来ました。
社会人代表は強いと思いますが勝って欲しい・・・。
パンサーズ、応援しています!
母校のこともいつも注目しています。
「いつも心に立命館」です!

高校時代のチームメイト、谷口選手に頑張ってもらいたい!(古東さん)
高校時代のチームメイトでもあり、甲子園ボウルで活躍した荻須選手のインターセプトをもう1度見たいです!(岡野さん)

     
応援団チアリーダー部キャプテン
後藤由貴さん
経営学部4回生
伊坂忠夫
スポーツ健康科学部教授
総長コメント
川口清史・立命館総長

今年は応援団が選手にとってもっと身近な存在になること意識し、積極的にコミュニケーションをとってきました。
学生日本一になるまでも厳しい道のりではありましたが、どんなときも最後まで応援していただける大勢の方々の支えがパワーの源でした。
試合中は、選手を「信じて」サイドラインで声を出し続け、応援団としても一つのことを全員でやり遂げたという達成感があります。
これから4回生は卒業し、社会人となりますが、人とのつながりは大きなパワーを生み出すということ、学生生活で培ってきたことを大切に社会に出てからも前を向いて頑張りたいと思います。応援ありがとうございました。

希望に満ちた新年を学生スポーツの応援で迎えられたことに、大きな喜びを感じています。
またスタジアムが、学生、教職員、ご家族、校友の方々との交流の場であったことも大変嬉しく思います。
選手は最後まで全力を出して戦ってくれました。悔しい結果ではありますが、これまで積み上げてきた努力は、これからの人生において大きな糧になると信じています。さらにパワーアップしたパンサーズを今年も楽しみにしています。

"パンサーズの追っかけ"として毎試合応援してきました。本当に、よくこの舞台まで来てくれたと思います。今日は悔しい結果でしたが、次のシーズンに向けて新しい目標ができたと思います。
満員の客席を見ても分かるように、パンサーズは様々な人たちの大きな期待を背負っています。それを誇りに、また一から鍛えていってほしいです。