念願の国を訪問! インドの旅
柳田 舞さん(APU/アジア太平洋学部2回生)
私は、今年の2月にインドの 「マザーテレサ施設」でボランティアをするツアーに参加しました。 もともとインドには興味があり、大学生の間に行ってみたい場所のひとつでした。 ボランティアをしたいと思ったきっかけは、東日本大震災発生後、ボランティアをする友人の姿に刺激を受けたことでした。
私は主に孤児院で障害のある子供たちと遊んだり、一緒に食事をしたりしました。そこには、私のようにボランティアを希望する人が世界中から集まっていました。3日間という短い時間の中で、自分にできる事が限られていたので、自分自身が「ちっぽけ」に感じることもありましたが、「子どもたちに楽しんでほしい!」という一心で、できる事を精一杯やりました。
その他にも、滞在中はさまざまな場所を訪れましたね。どの地域も日本とは「異世界」であり、すべてのものが新鮮に感じられました。例えば、道にゴミが捨てられているのをよく見かけました。物事の根本的な考え方が日本人とは異なっているな、と感じる事が多かったんです。だから、疑問に思うこともたくさんありました。そのひとつひとつを納得させるために、ガイドさんや現地の人に積極的に声をかけ、自分の力でその疑問を解決していったんです。この旅を通して成長できた点だと思いますね。インドの生活に慣れると、ただ衝撃を受けていた「異なる点」を「おもしろいな」と感じ、魅了されるようになっていました。
帰国した時は、逆にカルチャーショックを受けましたね。日本はインドに比べて「色」がない、整然としすぎてつまらないと感じました。インドには、日本にはない「人間らしさ」や、なんとなく羨ましいと感じさせるような生活があったんだな、と帰国して一層強く感じました。また次回、インドに行くチャンスがあるならば、文化や習慣などを知った上で、観光客では入ることのできない「本当のインド」を感じてみたいです。
<旅の行程>
2012年 2月18日 |
日本→インド・コルカタへ 「マザーテレサ施設」の活動ボランティアは3日間 その後、アグラ、バラナシ、デリーを観光。 |
2012年 2月29日 |
日本に帰国。 |