2021年度EDGER

企業協賛ワークショップ【株式会社サイエンス】

2030年未来社会に向けて ファインバブルの新たな使い方を考える〜

【開催報告】

2021scienceWSフライヤー

EDGE+Rではプログラムの一環として、“社会に変化を与えるマインドを育成すること”を目的に、イノベーションを積極的に推進する企業と連携してワークショップを開催しています。今回は、1920年度に引き続き「シャワーヘッド ミラブル」のCMでもお馴染みのファインバブルメーカー株式会社サイエンスにご協力を賜り、1030日(土)に立命館大学OICキャンパスにて開催しました。

WSでは、学生とサイエンス社の社員から構成されるチームで、今回のテーマ「2030年未来社会に向けてファインバブルの新たな使い方を考える」についてファインバブルを用いた新たなビジネスアイデアを考え発表するワークを行いました。

平江専務(株式会社サイエンス)より技術紹介とデモを実施していただき、参加者は実際にファインバブルの様々な機能や商品展開を体験し理解を深めました。その後、野中准教授と本田助教(共に食マネジメント学部)が同社と推進しているファインバブルの食分野への応用に関する共同研究テーマのトピックを一部取り入れ、ファインバブル技術を食に適用した実験デモや試食を実施し、身近な食分野でもファインバブルが利活用される可能性について本田助教から講義をいただき、野中准教授からアイデア創出法「技術要素分解」を学び、一連の講義で得た知識をもとにアイデアを発表しました。

提案アイデアのうち、優れたアイデアを提案した3グループが表彰され、講評においては青山会長(株式会社サイエンス)より「今後の事業アイデアにつながる発表が多数あった。万博で展示を予定しているプロジェクトや現在検討しているプロジェクトにも大いに参考になるアイデアがいくつもあった。」など各グループからの発表に対して大変高い評価と助言をいただきました。

参加者からは、「最先端の技術に触れそれが実装されるアイデアを社員の方と議論できる貴重な体験ができた」「技術アイデアを発想するのは最初難しそうに思ったが、グループワークを通じて楽しく議論ができた」「専門分野、年代をこえた方々との交流がイノベーションの創出にとってすごく重要だと思った。アイデアを自分の中に留めず、積極的に話すことが大切だと感じた」「ファインバブルの今後の使い道や未来像をコミュニケーションをとることで考えることができた。企業の方と実際に触れ合う場はこのような機会が無いとなかなか無いため貴重な体験ができた」などの声が聞かれました。

また、参加くださった社員の方からは、「学生の自由な発想、のびのびとした雰囲気や様々なもののとらえ方・考え方に触れることができ視野を広げるよい機会となった。」「製品開発に関して新しい発想や、イメージを学ぶことができた。」「学生さんとのグループワークはユニークな視点が多く非常に勉強になり楽しかった。」「ファインバブルの知識を学生に伝えることで、自分自身の学びにもなり、また新しい観点からの発想を教えてもらった。」などの好意的な声を多くいただきました。
2021scienceWSデモ⇦ミラブルのデモンストレーション
2021scienceWSワーク⇦ワーク風景、ブレスト開始
2021scienceWS集合写真⇦集合写真

実施概要参考/

サイエンスWS募集要項:https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=510716