スポーツ健康科学部の教育理念

スポーツ健康科学部は、スポーツ健康科学の教育研究を通じて、グローバルな視野とリーダーシップを備え、スポーツ健康科学分野への理解を持ちつつ、社会の発展に貢献する人間を育成することを目的とする。

快適便利な高度情報化社会は、人々の生活を豊かにする一方で、日常生活での身体活動や運動の機会を急激に減らし、こどもの体力低下、中高年の肥満、生活習慣病の増加をもたらしました。そのため健康増進の観点から、科学的根拠に基づいた運動を指導する人材が求められています。また、競技スポーツのみならず、こどもの体力向上、健康やレジャーの分野においても、スポーツ健康科学は大きな貢献が期待されています。さらにはスポーツや健康のサービス・ビジネスでは、健康の維持・推進に求められるものから国民の「心」を動かすスポーツビジネスまで幅広い展開が期待されており、この分野で活動できる人材が求められています。このような時代の要請に応え、スポーツ健康科学部では、スポーツ科学、健康運動科学、スポーツ教育、スポーツマネジメントにおける最先端の教育・研究を通じてスポーツ健康科学部分野の理解を深めるとともに、国際社会の一員として活躍できるグローバルな視野を涵養し、社会のあらゆる組織においてリーダーシップを発揮できる能力を身につけた人材を育成します。そして、このようなリーダーシップを発揮しつつ、これからの社会全体の発展ならびに人類の幸福に貢献する人材を育成することが、スポーツ健康科学部の教育理念です。