最高顧問からのメッセージ

ご挨拶

最高顧問:梅原猛 最高顧問:梅原猛

私は若き日、主に西洋哲学を研究していましたが、40歳以降は日本文化を研究しました。日本文化の原理のなかに、近代西洋文明の行き詰まりを解決し、新しい人類の指針となるような思想が潜在しているのではないかと考えたからです。

約50年にわたる研究の結果、「草木国土悉皆成仏」という言葉で端的に表現される天台本覚思想こそ、縄文時代に始まり現代まで連綿と受け継がれた日本文化の原理であり、人類の末永い存続と発展を図る思想であると思うようになりました。

東洋とりわけ日本の文化・思想について学ぶことが一層重要になっているといえるでしょう。

最高顧問:稲盛和夫 最高顧問:梅原猛

人は天命をもってこの世に生まれてきますが、それは宿命ではありません。私たちが生まれてきた人生の目的は、世のため人のために尽くすためです。世のため人のために尽くそうとすることによって、自分の運命を変えることができえるのです。それを立命といいます。

立命館を創設された西園寺公望公の志は、私の「生き方」と通底するところがあります。宇宙の創造主はそれぞれの人に、それぞれの任務にふさわしい才能を与えて、この世に送り出してくれた、それを謙虚な気持ちで慢心することなく、せいいっぱい花咲かせるのが立命なのです。

人生とは何か、人間とは何かという根源的なるものへの問いについて考える機会にしてほしいと思います。


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