●卒業研究について●

 卒研生も一人の研究者の卵として考え、院生の下働き的なことはさせず、一人一人独立のテーマをもって、現代的な有機合成のテクニックを修得しつつ、最新の機器を実際に使って世界最先端の研究をしてもらう予定です。また、英語と有機化学の基礎をしっかり勉強してもらいます。
 現在、フランス・マルセイユ大, 英国・マンチェスター大, 米国・ワシントン大セントルイス,  米国・ロズウエルパーク癌研, 韓国・仁荷大, 中国・吉林大, 台湾交通大, シンガポール国立大, 京大人環, 阪大理, 東北大理, 名大農, 東大先端研, 宇都宮大工, 北大, 京府大生命, 近大理工, 龍谷大理工, 長浜バイオ大, 神奈川大理, 東工大, 信州大繊維, 阪市大複合先端, 豊田中研, 関学大理工, 久留米大医などと共同研究を進めています。他機関でも測定等の研究を随時行なってもらいます。
 卒研生は、原則週休2日制で、夏季と冬季に休暇あり。平日の9時が卒業研究の開始時間です。
 雑誌会・研究会を毎週各1回予定。適時レポート等を提出してもらいます。
 学外から若手の優秀な研究者をお呼びしたセミナー(生物有機化学・草津セミナー)を適宜行ない、異分野も勉強してもらいます(井の中の蛙にならにないように!)。 海外での共同セミナーも行っています。(2012.1には香港科技大、2013.1には台湾国立交通大、2015.1にはシンガポール国立大に、ほとんどの研究員が訪問しました!)

 

◎学部生へのメッセージ◎

   卒研の研究室決定は君たちの人生にとって大変重要です。良く考えて、興味のある諸君は、是非、民秋ファミリー(2016年度はD1二人・M2三人・M1五人・卒研生六人と博士研究員数人)の一員になって、(これまでの三年間に比べると)厳しいかもしれないが一年間(出来れば博士前期課程へ進学して三年間以上)『本当の研究』に触れてみて、楽しく頑張ってみませんか? 後悔はさせません! 我々の研究成果が、未知なる自然の解明や科学の発展にとどまらず、人類の直面しているエネルギー・食糧・環境問題の解決の一助になると確信しています。

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