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ペロブスカイト(Perovskite)太陽電池

ペロブスカイト太陽電池とは2009年に発見された、無機元素と有機材料を用いたハイブリット構造の太陽電池です。 現在では変換効率が20%を超える報告もあり、近年最も伸び率が高い太陽電池です。 ペロブスカイト太陽電池は図1のような構造をしており、AにはCH3NH3, CH(NH2)2 の有機材料が入り、BにはPb, Snなど、XにはI, Brなどが入ります。

   
図1 ABX3ペロブスカイト構造

ペロブスカイト太陽電池の構造は図2のようになっています。 ガラス基板側から、 FTO / compact-TiO2 / mesoporous-TiO2 / perovskite / spiro-OMeTAD / Au  となっています。 ガラス基板から光を入射するsuperstrate構造になっています。

   
図2 ペロブスカイト太陽電池の構造図

現在、本研究室では16.6%の最大変換効率が達成されています。 ヒステリシスを取り除くことでさらに高い変換効率を目指しています。

   
図3 本研究室での最高変換効率(16.6%)が得られたJ-V特性

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