第7回研究会 日時:2015年4月24日(金)9:00-10:30 場所:立命館大学BKCキャンパス トリシア 環境都市系第3会議室 出席者:深川,伊津野,里深,樋口,市木,野阪,佐藤,塩見,野村,石田,藤本 議事: 1.話題提供  野村講師より機械・建設系構造物に対する異常診断に関わる研究の話題提供があった。融合粒子フィルタに基づくデータ同化技術を利用した構造同定を未観測データの取得,配管の固着問題に対してバルブの常時微動評価に基づくモニタタリングシステムの開発に関する内容の説明があった。また,画像相関法による健全時情報を必要としたい構造損傷診断法の開発に関して,非接触変位場計測に基づくコンクリート構造物のき裂検出,画像相関法とフラクタル次元解析を用いたBASELINE-FREE損傷検出法について説明があった。  次に,石田研究員より第3回国連防災会議における環境レジリエンスに対する世界の動向について説明がなされた。また,今後の研究方針についての話題提供がなされた。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を対象とした防災情報の提供について,現地モニタリングおよび数値シミュレーションの結果の説明があった。また,今後の赤外線サーモグラフィなどの新たなモニタリングを検討していることが説明された。 2.その他  佐藤幹事長より,収集された災害事例の報告がなされた。